特許
J-GLOBAL ID:200903094538963860

セルラー無線システムの端末装置および基地局における送信電力制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-155488
公開番号(公開出願番号):特開平10-065612
出願日: 1997年06月12日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 パケット交換リンクの特別の必要性を考慮に入れてセルラー無線システムにおける送信電力を少ない信号量で制御できるようにする。【解決手段】 接続形成前及びパケット間の長い休止の間、端末装置は基地局からの制御信号を測定し(30、31)、その信号電力(R0)を基地局が保持する目標レベルと比較する。基地局は制御信号で送信電力も知らせ、端末装置は同じ電力を該目標レベルとリンクの測定された質との差(t0-R0)だけ補正して送信電力とする(32)。リンクの測定された質(RXQUAL)も肯定応答メッセージで送られ、送信側では質が一定の目標レベルになるように送信電力を変更する。変更の最大幅はパケットの長さにより決定される。ダウンリンク方向のパケット転送では、基地局は初めに最大電力を使用し、その後は端末装置から送られた肯定応答内の測定情報に基づいて送信電力を補正する。
請求項(抜粋):
端末装置と基地局との無線接続は択一的な第1状態(10)と第2状態(11)とから成り、その第1状態では該端末装置は該基地局から規則的に送られる信号を受信し(30)、該第2状態では該端末装置はそれに加えてデータをパケットとして該基地局に送る(34)様になっている、セルラー無線システムの端末装置における送信電力制御方法において、前記第1状態では前記端末装置における送信電力のデフォルト値の制御は該基地局から規則的に送られる信号の測定(31、32)に基づいており、前記第2状態では前記端末装置における送信電力の制御はデータ転送リンクの質に関して該基地局から送られるフィードバックと(35、36、37、39)、該基地局から規則的に送られる他の信号の測定との両方に基づいて行われることを特徴とするセルラー無線システムの端末装置における送信電力制御方法。
IPC (2件):
H04B 7/26 102 ,  H04B 1/04
FI (2件):
H04B 7/26 102 ,  H04B 1/04 E
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る