特許
J-GLOBAL ID:200903074970453651

送信電力制御方法および送信電力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-077936
公開番号(公開出願番号):特開平8-032514
出願日: 1995年04月03日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】 CDMA方式の移動局での上り送信電力制御において、移動局での受信信号電力が大幅に増加する場合には、この移動局の送信電力を急激に下げるように制御して、他の移動局への干渉を与えることのないようにする。【構成】 移動局では、基地局からの一送信電力制御周期当りの希望波受信信号電力の平均値を測定し、この平均値と1つ以上前の送信電力制御周期での平均値との差(相対希望波受信信号電力差)ΔRSSIを検出する。このΔRSSIが所定の基準電力差ΔPthを越えた場合には(ステップS3)、急激に移動局の送信電力を下げるため、ΔRSSIに応じた送信電力PT を設定するオープンループでの送信電力制御を行う(ステップS5)。ΔRSSIがΔPth以下の場合は、送信電力制御ビットによる閉ループ制御でPT を設定する。
請求項(抜粋):
基地局から移動局へ送られた送信電力制御ビットに基づいて、移動局の送信電力を制御するCDMA方式の送信電力制御方法において、前記移動局において、前記基地局からの一送信電力制御周期当りの希望波受信信号電力の平均値を測定する測定ステップと、該測定ステップで測定された前記希望波受信信号電力の平均値と、1つ以上前の送信電力制御周期での希望波受信信号電力の平均値との差である相対希望波受信信号電力差を検出する検出ステップと、該検出ステップで検出された前記相対希望波受信信号電力差が、あらかじめ決めた所定の基準電力差を越えるか否かを判定する判定ステップと、該判定ステップの判定結果により、前記相対希望波受信信号電力差が前記基準電力差を越える場合には、当該相対希望波受信信号電力差に応じた移動局送信電力を設定し、前記判定ステップの判定結果により、前記相対希望波受信信号電力差が前記基準電力差以下の場合には、前記基地局から送られた下りフレーム内の送信電力制御ビットに従って、移動局送信電力を設定する送信電力設定ステップとを具備することを特徴とする送信電力制御方法。
IPC (3件):
H04B 7/26 102 ,  H04B 1/04 ,  H04J 13/02
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る