特許
J-GLOBAL ID:200903094552558197

車両振動の能動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邊 功二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-315771
公開番号(公開出願番号):特開2002-120566
出願日: 2000年10月16日
公開日(公表日): 2002年04月23日
要約:
【要約】【課題】 アクティブマウントへの出力を、外力の振動数成分に応じて、適正に分配することにより、振動発生源からの外力を効果的に抑制する。【解決手段】 アクテイブマウントの動作を適応制御法により制御することにより外力振動を能動的に抑制する車両振動の能動制御装置は、予め規定した上限値の範囲内でかつ基準振動数成分と高次振動数成分に対して設けた個別上限出力値の範囲内で、各振動数成分を含む出力によりアクテイブマウントの動作を制御している。一の振動数成分の出力値が個別上限出力値を超える振動数域では、一の振動数成分の出力が個別上限出力値にされると共に、一の振動数成分の次の高次振動数成分の個別上限出力値をそのまま適用する。一方、一の振動数成分の出力値が個別上限出力値の範囲内にある振動数域では、一の振動数成分の次の高次振動数成分の上限値は、上限出力値からその高次振動数成分の前の全ての振動数成分の出力値を引いた値とする。
請求項(抜粋):
車両の振動発生源からの周期性のパルス信号に基づく入力信号に対して、逐次更新される適応フィルタのフィルタ係数により振幅補償及び位相補償を行い、振幅補償及び位相補償された出力信号に基づいて車両に設けられた加振器付マウントであるアクティブマウントの動作を制御する適応制御法を用いて、振動発生源の振動に対応した基準振動数成分と高次振動数成分を含む外力振動を抑制するために、予め規定された上限値である上限出力値の範囲内でかつ振動数毎の基準振動数成分と高次振動数成分に対して設けたそれぞれの個別上限出力値の範囲内で該基準振動数成分と高次振動数成分を含む出力に基づいて前記アクティブマウントの動作を制御する車両振動の能動制御装置において、一の振動数成分の出力値が該個別上限出力値を超える振動数域では、該一の振動数成分の出力を該個別上限出力値に制限すると共に、該一の振動数成分の次の高次振動数成分の個別上限出力値はそのまま適用し、一方、該一の振動数成分の出力値がその個別上限出力値の範囲内にある振動数域では、該一の振動数成分の次の高次振動数成分の上限値を、前記上限出力値から該次の高次振動数成分の前の全ての振動数成分の出力値を引いた値とすることを特徴とする車両振動の能動制御装置。
IPC (3件):
B60K 5/12 ,  F16F 15/02 ,  G05B 13/02
FI (3件):
B60K 5/12 G ,  F16F 15/02 B ,  G05B 13/02 S
Fターム (20件):
3D035CA05 ,  3D035CA09 ,  3D035CA23 ,  3D035CA27 ,  3D035CA35 ,  3J048AB11 ,  3J048AD02 ,  3J048EA01 ,  5H004GB12 ,  5H004HA12 ,  5H004HB08 ,  5H004HB09 ,  5H004HB12 ,  5H004KA32 ,  5H004KA44 ,  5H004KA54 ,  5H004KB21 ,  5H004KC12 ,  5H004KC54 ,  5H004MA11
引用特許:
審査官引用 (2件)

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