特許

J-GLOBAL ID：200903094575043674

反射防止膜及びその反射防止膜を備える表示装置

発明者： 前川 幸子 ,  大石 知司 ,  石川 敬郎 ,  嘉本 大五郎 ,  高橋 研 ,  西沢 昌紘 ,  内山 則和
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所
代理人 (1件)： 平木 祐輔
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-059099
公開番号（公開出願番号）：特開平8-258208
出願日： 1995年03月17日
公開日（公表日）： 1996年10月08日
要約：

【要約】【目的】 広い可視波長領域にわたって反射の少ない高性能反射防止膜、及びそれを備えた表示装置を提供する。【構成】 最上層に700〜900nmの近赤外領域に吸収ピークを持つ色素、又は600〜700nmの領域に吸収ピークを持つ色素、又はその両者を含む膜を有し、そのすぐ下に500〜600nmの領域に吸収ピークを持つ色素を含む膜の積層膜を有し、色素含有膜の屈折率異常分散による反射率の変化を利用した反射防止膜。【効果】 赤色色素の吸収によって最上層のすぐ下の層の屈折率が異常分散し、最上層の近赤外領域に吸収を持つ色素、又は青色色素、又はその両者を含む層との屈折率のバランスによって、可視光全域に渡って低反射の反射防止膜が作製できる(図1、曲線1)。さらに最上層のすぐ下の層に含まれる500〜600nmの領域に吸収ピークを持つ赤色色素が緑、赤のサイドバンドを吸収し、色純度が向上する。

請求項（抜粋）：

少なくとも2層の薄膜を積層した多層構造を有し、最上層の膜とそのすぐ下の膜に各々光吸収ピークの異なる色素を含むことを特徴とする反射防止膜。

IPC (6件)：

B32B 7/02 103 ,  B32B 7/02 104 ,  B32B 9/00 ,  B32B 27/18 ,  C07D487/22 ,  G09F 13/04

FI (7件)：

B32B 7/02 103 ,  B32B 7/02 104 ,  B32B 9/00 A ,  B32B 27/18 Z ,  B32B 27/18 A ,  C07D487/22 ,  G09F 13/04 N

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平3-254048
  
• 特開平4-067545
  
• 反射防止膜
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-226100   出願人：住友大阪セメント株式会社