特許
J-GLOBAL ID:200903094577124388

E型肝炎ウイルスのポリペプチド断片、それを含むワクチン組成物及び診断キット、並びにその使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 浅村 皓 ,  浅村 肇 ,  長沼 暉夫 ,  池田 幸弘
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-542994
公開番号(公開出願番号):特表2004-525613
出願日: 2001年09月30日
公開日(公表日): 2004年08月26日
要約:
本発明は、配列番号1で示す、E型肝炎ウイルスORF-2のアミノ酸配列を含むn量体のポリペプチド、またはその断片に関するのものであり、nは2〜180の整数である。また本発明は、前記断片をインフルエンザウイルスの赤血球凝集素の保存断片と融合させたキメラポリペプチド、および前記断片とE型肝炎ウイルスORF3のエピトープポリペプチドもしくはその免疫原性活性断片との共有結合、および上記のポリペプチドをコードするDNA分子を含む発現ベクター、発現ベクターを含む発現宿主に関する。また本発明は、ワクチン組成物、および上記の前記HEVポリペプチドを含むHEV感染診断用キット、ならびにIgG、IgM、および全抗体を含む診断キット、およびHEV感染を予防、診断、および/または治療するためのその使用に関する。
請求項(抜粋):
n重合体ポリペプチド(nは1〜180の整数である)の形の、配列番号1で示す、E型肝炎ウイルスのORF2のアミノ酸配列を含むポリペプチド又はその断片であって、前記の配列番号1で示すE型肝炎ウイルスORF2又はその断片のアミノ酸を含むポリペプチドが、 1)アミノ末端がアミノ酸残基113と469の間から出発し、カルボキシル末端がアミノ酸残基596と660の間で終結しているポリペプチド、 2)アミノ末端がアミノ酸残基370と469の間から出発し、カルボニル末端がアミノ酸残基601と628の間で終結しているポリペプチド、 3)アミノ末端がアミノ酸残基390と459の間から出発し、カルボキシル末端がアミノ酸残基601と610の間で終結しているポリペプチド、 4)配列番号1のアミノ酸残基414〜660のアミノ酸配列を有するポリペプチド、すなわちポリペプチド247、 5)配列番号1のアミノ酸残基429〜660のアミノ酸配列を有するポリペプチド、すなわちポリペプチド232、 6)配列番号1のアミノ酸残基439〜660のアミノ酸配列を有するポリペプチド、すなわちポリペプチド222、 7)配列番号1のアミノ酸残基459〜660のアミノ酸配列を有するポリペプチド、すなわちポリペプチド201、 8)配列番号1のアミノ酸残基394〜628のアミノ酸配列を有するポリペプチド、すなわちポリペプチド235N、 9)配列番号1のアミノ酸残基394〜618のアミノ酸配列を有するポリペプチド、すなわちポリペプチド225N、 10)配列番号1のアミノ酸残基394〜602のアミノ酸配列を有するポリペプチド、すなわちポリペプチド209N、 11)配列番号1のアミノ酸残基394〜601のアミノ酸配列を有するポリペプチド、すなわちポリペプチド208N、 12)配列番号1のアミノ酸残基394〜606のアミノ酸配列を有するポリペプチド、すなわちポリペプチドNE2I、 13)配列番号1のアミノ酸残基390〜603のアミノ酸配列を有するポリペプチド、すなわちポリペプチド217D、 14)配列番号1のアミノ酸残基374〜618のアミノ酸配列を有するポリペプチド、すなわちポリペプチド205、 15)配列番号1のアミノ酸残基414〜602のアミノ酸配列を有するポリペプチド、すなわちポリペプチド189、 16)配列番号1のアミノ酸残基414〜601のアミノ酸配列を有するポリペプチド、すなわちポリペプチド188、 17)配列番号1のアミノ酸残基459〜628のアミノ酸配列を有するポリペプチド、及び 18)N末端にMetが付加され、C末端の3’末端上のアミノ酸残基603のProにおいて、5’〜3’方向にアミノ酸配列-Pro-Pro-Argが付加されてC末端が修飾されている、配列番号1のアミノ酸残基X〜603のアミノ酸配列を有するポリペプチドであって、 a)Xがアミノ酸残基394である場合の、配列番号2で示す前記ポリペプチド、すなわちNE2、 b)Xがアミノ酸残基414である場合の、配列番号3で示す前記ポリペプチド、すなわち193C、 c)Xがアミノ酸残基429である場合の、配列番号4で示す前記ポリペプチド、すなわち178C、 d)Xがアミノ酸残基439である場合の、配列番号7で示す前記ポリペプチド、すなわち168C、 e)Xがアミノ酸残基449である場合の、配列番号8で示す前記ポリペプチド、すなわち158C、 f)Xがアミノ酸残基459である場合の、配列番号9で示す前記ポリペプチド、すなわち148C、 g)Xがアミノ酸残基469である場合の、配列番号10で示す前記ポリペプチド、すなわち138Cが含まれるもの、 19)上の1)から18)の前述のポリペプチドのいずれか1つとの相同性が少なくとも80%であり、抗原性や免疫原性など、生物学的特性がほぼ同一であるポリペプチドからなる群から選択されているポリペプチド。
IPC (18件):
C12N15/09 ,  A61K38/00 ,  A61K39/29 ,  A61K39/295 ,  A61P1/16 ,  A61P31/12 ,  C07K14/08 ,  C07K14/705 ,  C07K19/00 ,  C12N1/15 ,  C12N1/19 ,  C12N1/21 ,  C12N5/10 ,  G01N33/53 ,  G01N33/543 ,  G01N33/566 ,  G01N33/576 ,  G01N33/577
FI (19件):
C12N15/00 A ,  A61K39/29 ,  A61K39/295 ,  A61P1/16 ,  A61P31/12 ,  C07K14/08 ,  C07K14/705 ,  C07K19/00 ,  C12N1/15 ,  C12N1/19 ,  C12N1/21 ,  G01N33/53 D ,  G01N33/53 N ,  G01N33/543 501A ,  G01N33/566 ,  G01N33/576 Z ,  G01N33/577 B ,  C12N5/00 A ,  A61K37/02
Fターム (62件):
4B024AA01 ,  4B024AA14 ,  4B024BA31 ,  4B024BA32 ,  4B024CA04 ,  4B024DA01 ,  4B024DA02 ,  4B024DA06 ,  4B024DA11 ,  4B024EA04 ,  4B024GA01 ,  4B024GA11 ,  4B024GA18 ,  4B024HA08 ,  4B065AA26X ,  4B065AA57X ,  4B065AA87X ,  4B065AA96X ,  4B065AA96Y ,  4B065AB01 ,  4B065AB02 ,  4B065BA02 ,  4B065BA08 ,  4B065BA25 ,  4B065BD17 ,  4B065CA24 ,  4B065CA25 ,  4B065CA45 ,  4B065CA46 ,  4C084AA01 ,  4C084AA02 ,  4C084BA01 ,  4C084BA08 ,  4C084BA22 ,  4C084BA23 ,  4C084CA01 ,  4C084NA14 ,  4C084ZA751 ,  4C085AA03 ,  4C085BA55 ,  4C085BA92 ,  4C085CC03 ,  4C085CC04 ,  4C085CC05 ,  4C085EE01 ,  4C085EE03 ,  4C085EE05 ,  4C085EE06 ,  4H045AA10 ,  4H045AA11 ,  4H045AA30 ,  4H045BA09 ,  4H045BA41 ,  4H045CA02 ,  4H045CA40 ,  4H045DA86 ,  4H045EA31 ,  4H045EA53 ,  4H045FA74 ,  4H045GA10 ,  4H045GA22 ,  4H045GA32
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
審査官引用 (11件)
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