特許
J-GLOBAL ID:200903094635243627

連続鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高矢 諭 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-387609
公開番号(公開出願番号):特開2002-178117
出願日: 2000年12月20日
公開日(公表日): 2002年06月25日
要約:
【要約】【課題】 連続鋳造中のストランドの最終凝固位置を迅速且つ精度良く推定し、その位置を可及的に連続鋳造機の機端位置に近付ける操業を可能にする。【解決手段】 連続鋳造中のストランド内に所定長さの鋳込みが進行する毎に鋳込み方向に垂直な計算(断)面を発生させ、該計算面が鋳込み方向に連続して設定された複数のゾーンをそれぞれ通過し、次のゾーン入側境界に到達した時点で、該計算面が直前に通過したゾーンの平均冷却条件を基に該計算面内の2次元凝固計算を行い、得られた計算面内の温度分布を、次のゾーン以降で行なう前記凝固計算の初期値として与え、順次計算面内の凝固計算を行って、最終ゾーン入側境界での計算面内の温度分布を求め、該境界での計算面が全て固相線温度以下の場合は鋳造速度を増速し、逆の場合は、該境界に計算面が到達した時点での最終ゾーンの冷却条件を用いて、該計算面の凝固計算を行って最終凝固位置を推定し、その位置を機端Eに近づけるように制御する。
請求項(抜粋):
連続鋳造機に対して鋳込み方向に連続する複数のゾーンを設定すると共に、連続鋳造中のストランド内に所定長さの鋳込みが進行する毎に鋳込み方向に垂直な計算面を発生させ、該計算面が前記各ゾーンを通過し、次のゾーン入側境界に到達した時点で、該計算面が直前に通過したゾーンの平均冷却条件に基づいて該計算面内の2次元凝固計算を行い、その結果得られた該計算面内の温度分布を、前記次のゾーンを通過し、更に次のゾーン入側境界に到達した時点で行う前記凝固計算の初期値として与える如く、順次前記計算面内の凝固計算を行うことにより、最終ゾーン入側境界における計算面内の温度分布を求め、該最終ゾーン入側境界における計算面が全て固相線温度以下の場合は鋳造速度を増速する指示を出し、該最終ゾーン入側境界における計算面が固相線を越える温度を示す場合は、該境界に前記計算面が到達した時点での最終ゾーンの冷却条件を用いて、該計算面について最終ゾーン内の凝固計算を行ってストランドの最終凝固位置を推定し、該最終凝固位置が前記連続鋳造機の機端から所定の余裕距離だけ内側に位置するように鋳造速度を制御することを特徴とする連続鋳造方法。
IPC (3件):
B22D 11/16 ,  B22D 11/16 104 ,  B22D 11/20
FI (3件):
B22D 11/16 B ,  B22D 11/16 104 U ,  B22D 11/20 A
Fターム (4件):
4E004MC05 ,  4E004MC17 ,  4E004MC18 ,  4E004NA01
引用特許:
審査官引用 (5件)
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