特許
J-GLOBAL ID:200903094675818924
被検物質の検出方法及び検出装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北川 治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-152205
公開番号(公開出願番号):特開2002-340898
出願日: 2001年05月22日
公開日(公表日): 2002年11月27日
要約:
【要約】【課題】 免疫クロマトグラフィーの原理に過酸化水素電極を組合わせることにより、簡易かつ迅速に被検物質の検出を可能とした検出方法及び検出装置を提供する。【解決手段】 被検液中の被検物質Aを酸化還元酵素標識付きの特異的結合対形成物質B-酵素と反応させてA-B-酵素を形成させ、被検液中に残存する遊離のB-酵素を特異的結合対形成反応を利用して固定・除外し、被検液中のA-B-酵素を多孔性支持体の検出部において酵素基質に接触させて過酸化水素発生量を検出し、被検物質Aを検出する、被検物質の検出方法。多孔性支持体に、酸化還元酵素の酵素基質を保持させると共に過酸化水素電極を接触させた検出部を設けた被検物質の検出装置。検出部には小面積で薄い多孔性材料からなり酵素基質を保持した検出シートを付設し、これに過酸化水素電極を接触させることが好ましい。
請求項(抜粋):
被検液中の被検物質Aを定性的又は定量的に検出するための検出方法であって、以下の第1工程〜第3工程を含むことを特徴とする被検物質の検出方法。第1工程:被検液中の被検物質Aを、酸化還元酵素で標識された特異的結合対形成物質B(B-酵素)と反応させて、酵素標識された特異的結合対(A-B-酵素)を形成させる工程。第2工程:第1工程後の被検液中に残存する遊離のB-酵素を、特異的結合対形成反応を利用して固定することにより除外する工程。第3工程:被検液中のA-B-酵素を多孔性支持体の検出部において酵素基質に接触させ、その際の過酸化水素発生量を過酸化水素電極により検出して、被検液中における被検物質Aを定性的又は定量的に検出する工程。
IPC (4件):
G01N 33/543 521
, G01N 27/416
, G01N 33/483
, G01N 33/53
FI (5件):
G01N 33/543 521
, G01N 33/483 E
, G01N 33/53 T
, G01N 27/46 336 B
, G01N 27/46 336 Z
Fターム (3件):
2G045FB01
, 2G045FB03
, 2G045FB05
引用特許: