特許
J-GLOBAL ID:200903094709996045
粘性ダンパー
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-309801
公開番号(公開出願番号):特開平5-263858
出願日: 1992年10月26日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 広い周波数にわたる低い振幅の震動を吸収する粘性ダンパーを得る。【構成】 ベローズの態様の弾性的に変形可能な部材11,13の2つの動作容積が、ダンピング流体を充たされた制限された環状流体通路20を支持するベース16により結合されている組み合わされた構造内に設けられる。第1の容積11へ加えられる圧縮力がダンピング流体により制限環を通じて第2の容積13へ伝えられ、その結果としてエネルギー消費がダンピング作用を行う。密閉されている構造によって、摩擦面が磨耗することなしに、多軸ダンピングと分離が行われる。広いダイナミックレンジにわたって大きいダンピング値が得られる。流体が弾性的に変形可能な部材の一方から流体通路を通って他の弾性的に変形可能な部材へ動くにつれて、変形可能な部材は逆容積関係を有する。
請求項(抜粋):
第1の開口部と第2の開口部、およびそれら第1の開口部と第2の開口部の間で流体を連絡させるための流体通路を形成され、構造部材へ取り付けるようにされたベースと、震動から分離すべきペイロードへ取り付けるようにされた第1の端部と、前記ベースの上に配置され、前記第1の開口部を介して前記流体通路に通じる可変容積の流体室を構成する第2の端部とを有する第1の弾力的に変形可能なダンピング部材と、前記ベースへ取り付けられ、前記第2の開口部を介して前記流体通路に通じる可変容積の流体室を構成する第1の端部と、第2の端部とを有する第2の弾力的に変形可能なダンピング部材と、前記流体通路と、前記第1の弾力的に変形可能なダンピング部材の前記流体室と、前記第2の弾力的に変形可能なダンピング部材の前記流体室とを充たす粘性ダンピング流体と、を備え、流体が前記第1の部材から前記流体通路を通って前記第2の部材へ動かされ、かつ、流体が前記第2の部材から前記流体通路を通って前記第1の部材へ動かされるので、前記第1の弾力的に変形可能なダンピング部材と前記第2の弾力的に変形可能なダンピング部材は、前記部材の一方の容積の変形に関して、他方は逆に変形する関係にあり、前記第1の部材と前記第2の部材の総容積はほとんど変化されず、前記部材は、粘性流体の温度変動に関するその流体の膨脹収縮による独立の変形が自由である粘性ダンパー。
IPC (4件):
F16F 9/28
, B64G 1/38
, G10K 11/16
, H02K 5/00
引用特許:
審査官引用 (5件)
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特開昭54-033966
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特開昭55-119245
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特開昭61-270532
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減衰形マウント
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-083338
出願人:メツツエラーギメタルアクチエンゲゼルシヤフト
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特許第3588159号
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