特許
J-GLOBAL ID:200903094742637913

プロジェクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏木 慎史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-324273
公開番号(公開出願番号):特開2001-142141
出願日: 1999年11月15日
公開日(公表日): 2001年05月25日
要約:
【要約】【課題】 色分離機能と色合成機能とを、ほとんど強度差のない状態で達成し得るダイクロイックプリズムを色分離・色合成素子として用いることにより、透過型の場合に比べて光学特性に支障のない条件下で、小型・軽量化を図れるプロジェクタを提供する。【解決手段】 色分離・色合成素子としてのダイクロイックプリズム1に関して、赤用ダイクロイック膜1rと青用ダイクロイック膜1bとがその多層膜の工夫により共に対応する色のS偏光又はP偏光の何れか一方の偏光成分の最大反射率が他方の偏光成分の最大反射率の80%以上の同等の特性を有するものを用いることで、偏光依存性を低減させる。これにより、色分離させる際の偏光成分の反射特性と、反射型液晶パネル3R,3G,3Bにより変調されて再入射する光を色合成させる際の偏光成分の反射特性とを同等とさせるようにした。
請求項(抜粋):
赤色領域、緑色領域及び青色領域の各色領域毎に偏光状態を変調させることにより投射すべき映像を形成する3枚の反射型の画像形成部材と、これらの画像形成部材を照明するための光を発する光源と、前記画像形成部材により形成された映像をスクリーン上に投射する投射レンズ系と、前記光源から前記画像形成部材へ向けた入射光路と前記画像形成部材から前記投射レンズ系へ向けた出射光路とが重複する入出射光路上に前記光源からの光のうちのP偏光又はS偏光の何れか一方の偏光成分を反射させ他方の偏光成分を略90°異なる方向に透過させる偏光ビームスプリッタと、この偏光ビームスプリッタと3枚の前記画像形成部材との間の光路上に、赤色光の長波長域と緑色光よりも短波長域とを分離する赤用ダイクロイック膜と、青色光の短波長域と緑色光よりも長波長域とを分離する青用ダイクロイック膜とを備えて、前記光源からの光のうちで前記偏光ビームスプリッタにより分離された一方の偏光成分の光を赤色領域と緑色領域と青色領域とに色分離して対応する前記画像形成部材に導く機能と、分離され前記画像形成部材により偏光状態が変調されて再び入射する各領域の光を色合成して前記偏光ビームスプリッタを介して前記投射レンズ系に導く機能とを兼用する色分離・色合成素子として配設され、前記赤用ダイクロイック膜は赤色光のS偏光又はP偏光の何れか一方の偏光成分の最大反射率が他方の偏光成分の最大反射率の80%以上であり、前記青用ダイクロイック膜は青色光のS偏光又はP偏光の何れか一方の偏光成分の最大反射率が他方の偏光成分の最大反射率の80%以上であるダイクロイックプリズムと、を備えることを特徴とするプロジェクタ。
IPC (5件):
G03B 21/00 ,  G02B 19/00 ,  G02B 27/28 ,  G02F 1/13 505 ,  G02F 1/1335 510
FI (5件):
G03B 21/00 D ,  G02B 19/00 ,  G02B 27/28 Z ,  G02F 1/13 505 ,  G02F 1/1335 510
Fターム (38件):
2H052BA02 ,  2H052BA03 ,  2H052BA07 ,  2H052BA09 ,  2H052BA14 ,  2H088EA13 ,  2H088EA14 ,  2H088EA16 ,  2H088HA13 ,  2H088HA20 ,  2H088HA21 ,  2H088HA26 ,  2H088MA04 ,  2H088MA05 ,  2H088MA06 ,  2H088MA20 ,  2H091FA05X ,  2H091FA05Z ,  2H091FA10X ,  2H091FA10Z ,  2H091FA14X ,  2H091FA14Z ,  2H091FA26X ,  2H091FA26Z ,  2H091FA28X ,  2H091FA28Z ,  2H091FA41Z ,  2H091LA11 ,  2H091LA15 ,  2H091LA16 ,  2H091LA18 ,  2H091MA07 ,  2H099AA12 ,  2H099BA09 ,  2H099BA17 ,  2H099CA02 ,  2H099CA11 ,  2H099DA09
引用特許:
審査官引用 (2件)

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