特許
J-GLOBAL ID:200903094747738548
インクジェット記録装置の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-355867
公開番号(公開出願番号):特開2002-160372
出願日: 2000年11月22日
公開日(公表日): 2002年06月04日
要約:
【要約】【課題】 圧電体によりインクを吐出させるインクジェット記録装置の製造方法において、製造中に圧電体の分極状態が劣化しないようにする。【解決手段】 本発明を適用した製造方法において、インクジェットヘッド55の圧電アクチュエータには、ドライバIC57を搭載したフレキシブルフラットケーブルがハンダ付けされている。そして吐出用電源が接続されるVDD2には吐出用電圧と同等の電源が、またドライバIC57と逆側の電極に繋がる導線VSS3には電源VCC2が接続される。圧電アクチュエータをフレキシブルフラットケーブルと接続した後で、これら両電源を用いて分極を行なうので、分極の劣化が起きない。しかも電源VCC2は、導線VSS3の電位を下げることにより行なわれるので、ドライバIC57には高い電圧が掛かることはなく、従ってドライバIC57が分極中に故障することはない。
請求項(抜粋):
インクが充填される少なくとも1つのキャビティと、該各キャビティに臨設されるものであって、対向する一対の電極間に挟まれその電極が対向する方向に分極され、分極方向に平行な電圧を印加することにより伸縮され、該伸縮により前記各キャビティの容積を変化させる圧電体と、前記各キャビティに形成され、前記インクを外部へ吐出するためのノズル穴と、前記圧電体を伸縮させるための電圧を発する吐出用電源と、該吐出用電源の発する電圧を、外部からの信号に応じて前記一対の電極間に印加することにより、前記キャビティ内のインクを前記ノズル穴から吐出させる吐出制御手段とを備えたインクジェット記録装置、の製造方法において、前記一対の電極に、前記吐出制御手段を通して前記吐出用電源とほぼ同等の第1の電源を接続するとともに、それとは別の第2の電源を接続しその一対の電極間に、前記第1の電源による電圧に前記第2の電源による電圧を加えて、前記圧電体を分極するための電圧を生成し、その電圧を印加することを特徴とするインクジェット記録装置の製造方法。
Fターム (6件):
2C057AF93
, 2C057AG84
, 2C057AK07
, 2C057AP02
, 2C057AP14
, 2C057AP21
引用特許:
審査官引用 (2件)
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液滴吐出装置とその駆動方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-214323
出願人:株式会社精工舎
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特開昭61-167565
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