特許
J-GLOBAL ID:200903094846209271
潤滑油組成物
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
内山 充 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-289338
公開番号(公開出願番号):特開平9-104888
出願日: 1995年10月11日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】【構成】潤滑油基油に対して、ジ第一級アルキルジチオりん酸亜鉛及びジ第二級アルキルジチオりん酸亜鉛を、りん含有量の重量割合が20:80〜80:20になり、りんの量が0.07〜0.15重量%になるよう、硫黄化合物を硫黄の量が300〜1,200ppm(重量比)になるよう、硫化オキシモリブデンジチオカーバメート又は硫化オキシモリブデンジチオフォスフェートをモリブデンの量が200〜2,000ppm(重量比)になるよう配合してなることを特徴とする潤滑油組成物。【効果】本発明の潤滑油組成物は、優れた摩耗防止性を有するとともに、高温かつ窒素酸化物の存在下においても耐酸化性を発揮して良好な低摩擦性を持続し、内燃機関用潤滑油として好適に使用することができる。
請求項(抜粋):
潤滑油基油に対して、(A)一般式[1]で表されるジ第一級アルキルジチオりん酸亜鉛【化1】(ただし、式中、R1、R2、R3及びR4は、炭素数1〜20の第一級アルキル基である。)、一般式[2]で表されるジ第二級アルキルジチオりん酸亜鉛【化2】(ただし、式中、R5、R6、R7及びR8は、炭素数3〜7の第二級アルキル基である。)、(B)炭素数が2〜18のアルキル基を有するジアルキルジチオカルバミン酸亜鉛、ジアルキルジチオカルバミン酸銅又はジアルキルジチオカルバミン酸ニッケル、アルキル基の炭素数が2〜18であるテトラアルキルチウラムダイサルファイド、炭素数が2〜18のアルキル基を有するダイサルファイド、炭素数が6〜18のアリール基又は炭素数が7〜18のアルキルアリール基若しくはアリールアルキル基を有するダイサルファイド、炭素数が3〜24でかつ硫黄を含む置換基を有するチアジアゾール化合物、硫化オレフィン、硫化魚油及び硫化鯨油よりなる群より選ばれた1種又は2種以上の硫黄化合物、及び、(C)一般式[3]で表される硫化オキシモリブデンジチオカーバメート【化3】(ただし、式中、R9、R10、R11及びR12は、炭素数1〜30のアルキル基、炭素数5〜30のシクロアルキル基、炭素数6〜30のアリール基又は炭素数7〜30のアルキルアリール基若しくはアリールアルキル基であり、Xは酸素又は硫黄である。)、又は、一般式[4]で表される硫化オキシモリブデンジチオフォスフェート【化4】(ただし、式中、R13、R14、R15及びR16は、炭素数1〜30のアルキル基、炭素数5〜30のシクロアルキル基、炭素数6〜30のアリール基又は炭素数7〜30のアルキルアリール基若しくはアリールアルキル基であり、Xは酸素又は硫黄である。)を配合した潤滑油組成物であって、(A)ジ第一級アルキルジチオりん酸亜鉛とジ第二級アルキルジチオりん酸亜鉛のりん含有量の重量割合が20:80〜80:20であって、かつジ第一級アルキルジチオりん酸亜鉛及びジ第二級アルキルジチオりん酸亜鉛に由来するりんの量が潤滑油組成物全重量の0.07〜0.15重量%であり、(B)ジアルキルジチオりん酸亜鉛及び硫化オキシモリブデンジチオカーバメートを除く硫黄化合物に由来する硫黄の量が潤滑油組成物全重量の300〜1,200ppm(重量比)であり、(C)硫化オキシモリブデンジチオカーバメート又は硫化オキシモリブデンジチオフォスフェートに由来するモリブデンの量が潤滑油組成物全重量の200〜2,000ppm(重量比)であることを特徴とする潤滑油組成物。
IPC (15件):
C10M169/04
, C10M101:02
, C10M105:02
, C10M137:10
, C10M135:20
, C10M135:36
, C10M139:00
, C10N 10:04
, C10N 10:12
, C10N 30:06
, C10N 30:08
, C10N 30:12
, C10N 40:04
, C10N 40:08
, C10N 40:25
引用特許:
審査官引用 (4件)
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潤滑油組成物
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-148670
出願人:東燃株式会社
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特開昭59-122597
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エンジン油組成物
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-272424
出願人:オロナイトジャパン株式会社
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エンジン油組成物
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-211264
出願人:株式会社ジャパンエナジー, トヨタ自動車株式会社
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