自動焦点調節カメラ

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：永井冬紀
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-052635
公開番号（公開出願番号）：特開平6-265774
出願日： 1993年03月12日
公開日（公表日）： 1994年09月22日
要約：

【要約】【目的】低輝度でも正確な予測駆動が可能な自動焦点調節カメラを提供する。【構成】焦点検出光学系7から導かれる被写体像を受光する受光素子8に、第1のセンサー9と、第1のセンサー9よりも被写体像の検出感度が高い第2のセンサー10とを並設する。受光素子8から被写体像信号が出力される都度、当該信号に基づいて焦点検出演算手段12で被写体像のデフォーカス量を演算する。前回および今回のデフォーカス量とこれらの算出時刻の間隔とから被写体像面の移動速度を演算する。移動速度が一定値以上のとき被写体が移動していると判別し、制御手段11により第2のセンサー10の出力を受光素子8の出力として選択する。

請求項（抜粋）：

予定焦点面上に被写体像を形成するための撮影光学系と、前記撮影光学系の焦点状態を検出するための焦点検出光学系と、前記焦点検出光学系により形成された被写体像を受光する受光手段と、前記受光手段の出力に基づいて前記予定焦点面に対する前記撮影光学系の像面のデフォーカス量を演算する焦点検出演算手段と、前記焦点検出演算手段が時系列的に算出した複数のデフォーカス量に基づいて前記被写体が移動しているか否かを判別する被写体移動判別手段と、前記デフォーカス量に基づいて前記撮影光学系の焦点位置を調節するとともに、前記被写体が移動していると判別したときには、前記被写体移動に伴うピント誤差を減少させるように前記撮影光学系の焦点位置の調節量を補正する焦点制御手段と、を備えた自動焦点調節カメラにおいて、前記受光手段に、第1のセンサーと、この第1のセンサーよりも前記被写体像の検出感度が高い第2のセンサーとを配置するとともに、前記被写体移動判別手段により前記被写体が移動していると判別したときに、前記第2のセンサーの出力を前記受光手段の出力として選択する受光制御手段を設けたことを特徴とする自動焦点調節カメラ。

IPC (4件)：

G02B 7/28 , G02B 7/34 , G03B 13/36 , H04N 5/232

FI (3件)：

G02B 7/11 N , G02B 7/11 C , G03B 3/00 A

引用特許：

審査官引用 (15件)

特開平2-093419
特開平2-297514
特開平4-199014

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