特許
J-GLOBAL ID:200903094868606886

遮音用積層体及びそれを含む2重壁遮音構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外9名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-231117
公開番号(公開出願番号):特開平11-061616
出願日: 1997年08月27日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 成形体からなる通気性を有する遮音用積層体において、通気性を制御することで共振点付近での性能を向上させることにより、低周波域での遮音性能を高めた遮音用積層体を提供する。【解決手段】 通気性の小さい高密度不織布層を繊維径20〜200μm、繊維長30〜100mmのポリエステル短繊維で面密度0.1〜1.0kg/cm2及び厚み1〜10mmに構成し、通気性の大きい低密度不織布層を繊維径20〜200μm、繊維長30〜100mmのポリエステル短繊維で面密0.4〜2.0kg/cm2 度および厚み15〜50mmに構成し、好ましくは低軟化点のバインダー繊維により形態を安定化する。
請求項(抜粋):
それぞれ繊維径20〜200μmで繊維長30〜100mmの熱可塑性合成繊維で構成された高密度不織布層(1)と低密度不織布層(2)とを含んでなる積層体であって、高密度不織布層(1)は高軟化点繊維(繊維A)高々80重量%と、該繊維Aの軟化点より少なくとも20°C低い軟化点を有する低軟化点繊維(繊維B)少なくとも20重量%とで構成され、0.1〜1.0kg/cm2 の面密度と1〜10mmの厚みとを有し、且つ空気圧0.01kg/cm2 における通気量が1200〜3700cc/cm2 ・min.であり、低密度不織布層(2)は高軟化点繊維(繊維C)70〜90重量%と、該繊維Cの軟化点より少なくとも20°C低い軟化点を有する低軟化点繊維(繊維B’)10〜30重量%とで構成され、0.4〜2.0kg/cm2 の面密度と15〜50mmの厚みとを有し、且つ空気圧0.01kg/cm2 における通気量が1500〜4000cc/cm2 ・min.であり、上記2層の空気圧0.01kg/cm2 における通気量の差が300〜2800cc/cm2 ・min.であることを特徴とする遮音用積層体。
IPC (3件):
D04H 1/54 ,  D04H 1/42 ,  D06M 17/00
FI (3件):
D04H 1/54 Q ,  D04H 1/42 T ,  D06M 17/00 H
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 遮音構造体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-048830   出願人:鐘紡株式会社, 日産自動車株式会社

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