特許
J-GLOBAL ID:200903094873623780

トリガー式噴霧器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今岡 良夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-033136
公開番号(公開出願番号):特開平8-196958
出願日: 1995年01月30日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】【目的】トリガーの引き終わりに不完全霧化、液垂れを生じ易いため、蓄圧吐出弁を装備させたが、これにより残圧が生じて、内部空気の液体への置換及び液体の吸い込みが阻害され、また、スペース上、効率上の問題等も生じたので、これらの問題を解決する。【構成】ポンプシリンダ141 の末端に蓄圧吐出弁143 を連設し、ポンプシリンダ141 の末端内部に設けた折り返し短小シリンダ1431に蓄圧ピストン1433の小径スカート1434を出入摺動自在に嵌合させ、ポンプピストン142 の先端の大径スカート1421を押し込み終端で折り返し短小シリンダ1431の外側に遊嵌させ、その終端に対応させたポンプシリンダ141 内にポンプピストン142 の水密性を破る溝145を形成し、そのポンプシリンダ141 の非加圧域の適所から容器体内へと通じる排圧路146 を形成し、ポンプシリンダ141 内に棒体18を装備させた。
請求項(抜粋):
ポンプシリンダ141 内で水密摺動させるポンプピストン142をトリガー13により機械的に操作するようにした往復ポンプ機構14を有するトリガー式噴霧器において、往復ポンプ機構14の吐出弁としてポンプシリンダ141 の末端に蓄圧吐出弁143 を連設し、該蓄圧吐出弁は、前記ポンプシリンダ141 の末端に該ポンプシリンダよりも大径で短い蓄圧シリンダ1432を連ね、該蓄圧シリンダ内に貫通孔1436付きの短い蓄圧ピストン1433を摺動自在に嵌合させ、該蓄圧ピストンの前記ポンプシリンダ側にその貫通孔1436を囲成するラッパ状の小径スカート1434を突設して、該小径スカートを前記ポンプシリンダ141 端部内に出入摺動自在に嵌合させ、かつ、該蓄圧ピストンの反ポンプシリンダ側に弁部1435を突設して、該弁部を弁孔1437が噴霧ノズル12へと連通した対面する弁座1438に着座させ、また、その着座方向に蓄圧ピストン1433をスプリング17で付勢し、更に、前記ポンプピストン142 の押し込み終端に対応させた前記ポンプシリンダ141 内の適所に前記ポンプピストン142 の水密性を破る溝145 を形成し、そのポンプシリンダ141 の非加圧域の適所から容器体内へと通じる排圧路146 を形成したことを特徴とするトリガー式噴霧器。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • トリガー式噴霧器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-293716   出願人:株式会社吉野工業所

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