特許

J-GLOBAL ID：200903094881047721

鉄基焼結合金およびその製造方法

発明者： 近藤 幹夫 ,  松本 伸彦 ,  三宅 賢武 ,  竹本 恵英 ,  谷野 仁
出願人/特許権者： 株式会社豊田中央研究所 ,  トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 大川 宏
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2005-125089
公開番号（公開出願番号）：特開2005-336608
出願日： 2005年04月22日
公開日（公表日）： 2005年12月08日
要約：

【課題】Cuフリー鉄基焼結合金を提供する。【解決手段】本発明の鉄基焼結合金は、主にFeからなる原料粉末を加圧成形した粉末成形体を焼結させてなる鉄基焼結合金であって、 全体を100質量%としたときに、Cが0.1〜1.0質量%であり、Mnが0.01〜1.5質量%であり、このMnとSiとの合計が0.02〜3.5質量%であり、主たる残部がFeからなる。適量のMnおよびSiによって、鉄基焼結合金が強化されると共に優れた寸法安定性が発現されることを見いだした。この結果、これまで鉄基焼結合金の強化にはほぼ必須と考えられていたCuやNiの使用を抑制、廃止することができ、鉄基焼結合金のリサイクル性を高められ、さらにはそのコスト低減も図れる。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

主に鉄(Fe)からなる原料粉末を加圧成形した粉末成形体を焼結させてなる鉄基焼結合金であって、 全体を100質量%としたときに、 炭素(C)が0.1〜1.0質量%であり、 マンガン(Mn)が0.01〜1.5質量%であり、 該Mnとケイ素(Si)との合計が0.02〜3.5質量%であり、 主たる残部がFeであって、 強度および寸法安定性に優れることを特徴とする鉄基焼結合金。

IPC (7件)：

C22C38/00 ,  B22F1/00 ,  B22F3/02 ,  B22F3/10 ,  C22C33/02 ,  C22C38/04 ,  C22C38/44

FI (8件)：

C22C38/00 304 ,  B22F1/00 T ,  B22F1/00 V ,  B22F3/02 G ,  B22F3/10 A ,  C22C33/02 A ,  C22C38/04 ,  C22C38/44

Fターム (15件)：

4K018AA28 ,  4K018AB07 ,  4K018AC01 ,  4K018BA14 ,  4K018BA15 ,  4K018BA16 ,  4K018BA20 ,  4K018BB04 ,  4K018CA02 ,  4K018CA09 ,  4K018DA21 ,  4K018DA29 ,  4K018DA33 ,  4K018FA08 ,  4K018KA01

引用特許：

出願人引用 (10件)

• US6346133
  
• US6364927
  
• 特許3309970号公報
  
• 特開昭58-210147号公報
  
• 高引張り強度を有するマンガン含有材料
  公報種別：公表公報   出願番号：特願平8-518662   出願人：ホガナスアクチボラゲット
• 特開昭58-210147
  
• 高密度焼結合金
  公報種別：公表公報   出願番号：特願平7-520283   出願人：スタックポールリミテッド
• 特開昭61-052302
  
• クロム・モリブデン鋼焼結体の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-268084   出願人：住友金属鉱山株式会社
• 焼結鋼部品の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-125719   出願人：トヨタ自動車株式会社

審査官引用 (7件)

• 特開昭58-210147
  
• 高密度焼結合金
  公報種別：公表公報   出願番号：特願平7-520283   出願人：スタックポールリミテッド
• 特開昭61-052302
  
• クロム・モリブデン鋼焼結体の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-268084   出願人：住友金属鉱山株式会社
• 焼結鋼部品の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-125719   出願人：トヨタ自動車株式会社
• 特開昭58-210147
  
• 特開昭61-052302