特許
J-GLOBAL ID:200903094944488626

車両の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邉 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-122666
公開番号(公開出願番号):特開2009-273274
出願日: 2008年05月08日
公開日(公表日): 2009年11月19日
要約:
【課題】低μ路を走行する場合であっても、ピッチングおよびバウンシングを適切に抑制することのできる車両の制御装置を提供する。【解決手段】ピッチングもしくはバウンシングを抑制するために算出される駆動力配分に基づいて駆動力発生機構により前後輪に制駆動力を発生させる車両の制御装置において、前方路面の摩擦係数を検出する路面μ検出手段(ステップS1)と、前後輪のグリップ限界を算出するグリップ限界算出手段(ステップS2)と、ピッチングを抑制するための駆動力配分とバウンシングを抑制するための駆動力配分との少なくともいずれか一方が、クリップ限界領域を外れた場合に、そのグリップ限界領域を外れた駆動力配分を、グリップ限界領域内でかつ総駆動力の下で、そのグリップ限界領域を外れた駆動力配分に最も近い駆動力配分に変更する駆動力配分変更手段(ステップS7〜S12)とを設けた。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
少なくとも前輪と後輪とをそれぞれ独立して車体に支持するサスペンション機構と、少なくとも前記前輪と前記後輪とにそれぞれ独立して駆動力もしくは制動力を発生させる駆動力発生機構と、前記車体のピッチングもしくはバウンシングの状態に応じて、該ピッチングもしくはバウンシングを抑制するために、車両に要求される総駆動力を前記前後輪で分担して発生させる際の前記前後輪の駆動力配分を算出する駆動力配分算出手段とを備え、前記駆動力配分に基づいて前記駆動力発生機構を制御して前記前後輪に駆動力もしくは制動力を発生させる車両の制御装置において、 前記車両の進行方向前方の前方路面の摩擦係数を検出する路面μ検出手段と、 前記前方路面とタイヤとの間で滑りを起こさずに前記前輪に発生させることができる駆動力の上限である前輪グリップ限界および前記滑りを起こさずに前記後輪に発生させることができる駆動力の上限である後輪グリップ限界を算出するグリップ限界算出手段と、 前記ピッチングを抑制するための駆動力配分と前記バウンシングを抑制するための駆動力配分との少なくともいずれか一方が、前記前輪グリップ限界内でかつ前記後輪グリップ限界内の領域であるグリップ限界領域を外れた場合に、該グリップ限界領域を外れた駆動力配分を、該グリップ限界領域内でかつ前記総駆動力の下で、該グリップ限界領域を外れた駆動力配分に最も近い駆動力配分に変更する駆動力配分変更手段と を備えていることを特徴とする車両の制御装置。
IPC (3件):
B60L 9/18 ,  B60L 11/18 ,  B60K 17/356
FI (3件):
B60L9/18 S ,  B60L11/18 A ,  B60K17/356 B
Fターム (24件):
3D043AA01 ,  3D043AB01 ,  3D043AB17 ,  3D043EA05 ,  3D043EE01 ,  3D043EE09 ,  3D043EE14 ,  3D043EF14 ,  3D043EF24 ,  3D043EF27 ,  5H115PA08 ,  5H115PC06 ,  5H115PG04 ,  5H115PI16 ,  5H115PU08 ,  5H115PV10 ,  5H115QE04 ,  5H115QE06 ,  5H115QE14 ,  5H115RB14 ,  5H115RB15 ,  5H115SE03 ,  5H115TO07 ,  5H115TO30
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 走行装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-358024   出願人:トヨタ自動車株式会社

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