特許
J-GLOBAL ID:200903094971521716
浸炭時に異常組織を生成しない冷間鍛造用肌焼ボロン鋼とその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
田中 久喬 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-116603
公開番号(公開出願番号):特開2001-303172
出願日: 2000年04月18日
公開日(公表日): 2001年10月31日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 冷間鍛造時には冷間加工性に優れ、浸炭時に粗大粒の発生と表面から深さ0.2〜0.7mmに生成する不完全焼入れ組織の生成を防止することができる肌焼きボロン鋼とその製造方法を提供する。【解決手段】 C:0.1〜0.3%、Si:0.01〜0.15%、Mn:0.2〜0.8%、Cr:0.7〜1.5%、 Mo:0.005〜0.3%、B:0.002〜0.006%、Al:0.015〜0.05%、 Ti:0.01〜0.1%を含有し、P:0.025%以下、S:0.02%以下、V:0.01%以下、 Mg:0.03%以下、N:0.005%以下、O:0.002%以下に各々制限した鋼。上記の鋼を、加熱温度を1150°C以上、熱間圧延の仕上げ温度を840〜1000°C、熱間圧延に引き続いて800〜500°Cの温度範囲を1°C/秒以下の冷却速度で徐冷することを特徴とする。
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.1〜0.3%、Si:0.01〜0.15%、Mn:0.2〜0.8%、Cr:0.7〜1.5%、Mo:0.005〜0.3%、B:0.002〜0.006%、Al:0.015〜0.05%、Ti:0.01〜0.1%を含有し、P:0.025%以下(0%を含む)、S:0.02%以下(0%を含む)、V:0.01%以下(0%を含む)、Mg:0.03%以下(0%を含む)、N:0.005%以下(0%を含む)、O:0.002%以下(0%を含む)に各々制限し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、AlNの析出量を0.01%以下に制限し、フェライト結晶粒度番号が8〜11番であり、ベイナイトの組織分率が10%以下であり、硬さ(HV)が下記式(1)を満足することを特徴とする浸炭時に異常組織を生成しない冷間鍛造用肌焼ボロン鋼。H-20≦HV≦H+30 ・ ・ ・(1)但し、H=273.5C%+39.1Si%+54.7Mn%+30.4Cr%+136.7Mo%+708Ti%
IPC (4件):
C22C 38/00 301
, C21D 9/52 104
, C22C 38/32
, C23C 8/22
FI (4件):
C22C 38/00 301 N
, C21D 9/52 104
, C22C 38/32
, C23C 8/22
Fターム (17件):
4K028AA01
, 4K028AB01
, 4K043AA02
, 4K043AB01
, 4K043AB02
, 4K043AB04
, 4K043AB10
, 4K043AB11
, 4K043AB15
, 4K043AB18
, 4K043AB20
, 4K043AB25
, 4K043AB26
, 4K043AB27
, 4K043AB29
, 4K043AB30
, 4K043BA03
引用特許:
引用文献:
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