特許
J-GLOBAL ID:200903095028067476

内部標準の存在下で色素を標識することによる閉じた膜構造上の細胞表面タンパク質の示差分析

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 松本 研一 ,  小倉 博 ,  黒川 俊久
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-500161
公開番号(公開出願番号):特表2006-526137
出願日: 2003年05月28日
公開日(公表日): 2006年11月16日
要約:
適合蛍光試薬と、細胞表面上に発現するものなどの膜成分を再現性よく標識し、続いてその標識成分を示差分析して、細胞の種類及び状態の間の差を検出するための方法とを開示する。さらに、本発明は、タンパク質パターンをゲル全体にわたってマッチングさせ、それによってゲルとゲルとの間のばらつきを回避するために内部標準を使用する。本発明による方法は、例えば、低い存在量の膜タンパク質を検出するため、例えばリガンド結合の際、又は刺激に応答して細胞膜中に発現する受容体の変化を検出するために特に有用である。
請求項(抜粋):
閉じた膜構造を含む2以上の試料からの表面膜成分間の差を検出する方法であって、当該方法が、 i)各試料の別々のアリコートを、色素の適合セットから選択される色素と接触させるステップであって、適合セット中の各色素が膜成分を選択的に標識することができ、且つ各色素が、適合セット中の残留色素の放出ルミネッセント光とは著しく異なる特性を有するルミネッセント光を放出するステップと、 ii)各別々のアリコートから色素標識成分の抽出物を調製するステップと、 iii)異なる色素標識成分を分離するステップと、 iv)試料中の異なる色素標識成分間の発光特性の差を検出するステップと を含み、 2以上の試料のアリコートのプールした混合物からの膜成分の抽出物を含む内部標準の存在下で、分離ステップiii)を実施し、膜構造を含む試料のプールした混合物を、色素の適合セットから選択される異なる色素と接触させることを特徴とする方法。
IPC (7件):
G01N 33/48 ,  G01N 33/58 ,  G01N 33/68 ,  G01N 21/76 ,  G01N 27/447 ,  G01N 30/88 ,  G01N 30/74
FI (10件):
G01N33/48 P ,  G01N33/58 Z ,  G01N33/68 ,  G01N21/76 ,  G01N27/26 301B ,  G01N27/26 315H ,  G01N27/26 315K ,  G01N27/26 331E ,  G01N30/88 J ,  G01N30/74 F
Fターム (19件):
2G045AA24 ,  2G045BA13 ,  2G045BB25 ,  2G045CB01 ,  2G045DA36 ,  2G045FA11 ,  2G054AA06 ,  2G054AB07 ,  2G054BB03 ,  2G054BB04 ,  2G054CE02 ,  2G054EA03 ,  2G054GA04 ,  4H056CA01 ,  4H056CC02 ,  4H056CC08 ,  4H056CE03 ,  4H056CE06 ,  4H056DD03
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 国際公開第96/33406号パンフレット
  • 国際公開第02/099077号パンフレット
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る