特許
J-GLOBAL ID:200903095030429075

剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-305115
公開番号(公開出願番号):特開平9-125004
出願日: 1995年10月30日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【目的】 粘着性物質に対してその接着性を低下させることなく非常に優れた剥離性能を有し、かつ、皮膜背面へのシリコーン移行のない硬化皮膜を形成する剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物を提供する。【構成】 (A)ケイ素原子に結合した式:-(CH2)nCH=CH2(式中、nは2〜6の整数である。)で表されるアルケニル基を有するジメチルシロキサン・メチルアルケニルシロキサン共重合体{該ジメチルシロキサン単位と該メチルアルケニルシロキサン単位との比は0.90:0.10〜0.99:0.01である。}、(B)1分子中に少なくとも1個のアルケニル基を有するジオルガノポリシロキサン{ジメチルシロキサン単位とメチルアルケニルシロキサン単位の比は0.999:0.001〜1.0:0である。}、(C)25°Cにおける粘度が1〜1,000センチストークスであり、1分子中に少なくとも3個のケイ素原子結合水素原子を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン、(D)白金系触媒、(E)付加反応抑制剤および(F)有機溶剤からなることを特徴とする剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物。
請求項(抜粋):
(A)一般式:【化1】[式中、R1は水酸基,アルケニル基およびアルキル基からなる群から選択される同一または異種の基である。xおよびyは、0.90≦x/(x+y)≦0.99,0.01≦y/(x+y)≦0.10を満たす正の整数であり、(x+y)は本成分の30重量%トルエン溶液の25°Cにおける粘度が500センチストークス以上となるような値である。nは2〜6の整数である。]で表されるジオルガノポリシロキサン 100重量部、(B)一般式:【化2】[式中、R1は水酸基,アルケニル基およびアルキル基からなる群から選択される同一または異種の基であり、R2はアルケニル基である。zおよびwは、0.999≦z/(z+w)≦1.0,0.0≦w/(z+w)≦0.001を満たす正の整数であり、(z+w)は本成分の30重量%トルエン溶液の25°Cにおける粘度が500センチストークス以上となるような値である。]で表される、1分子中に少なくとも1個のアルケニル基を有するジオルガノポリシロキサン 3〜50重量部、(C)25°Cにおける粘度が1〜1,000センチストークスであり、1分子中に少なくとも3個のケイ素原子結合水素原子を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン 0.5〜30重量部、(D)白金系触媒 触媒量、(E)付加反応抑制剤 任意量および(F)有機溶剤 適量からなることを特徴とする剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物。
IPC (3件):
C09D183/07 PMU ,  C09D183/05 ,  C09D183/06
FI (3件):
C09D183/07 PMU ,  C09D183/05 ,  C09D183/06
引用特許:
審査官引用 (8件)
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