特許
J-GLOBAL ID:200903095046951294

分周器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上野 英夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-149661
公開番号(公開出願番号):特開平8-321775
出願日: 1995年05月24日
公開日(公表日): 1996年12月03日
要約:
【要約】【目的】周波数シンセサイザの位相雑音を小さくし、応答速度を早くするために、分周比の切換設定を高速に行える小数付き分周器を提案する。【構成】複数の整数分周比を設定できる前置分周手段2、後置分周手段(シフトレジスタ)4A、ビット選択器13A、CA値発生器11及びΣΔ変調器10からなる小数を含む分周比の分周を行う分周器(小数付き分周器)。前置分周手段の分周比及び分周出力信号の周期数、並びに後置分周器の分周比の設定を切換えて、小数付きの分周を実現する。後置分周手段として、従来技術ではプログラマブルカウンタが用いられたが、この設定切換の速度が遅いために周波数シンセサイザの要求を満たすことができなかった。本発明では、後置分周手段にシフトレジスタを用いて改善することができた。
請求項(抜粋):
複数の整数分周比を設定できる前置分周手段および後置分周手段を従続接続してなる分周手段と、前記前置分周手段の分周比毎に分周する出力周期数および前記後置分周手段の分周比を決定する分周係数発生手段と、前記前置分周手段の出力信号の周期数を計数する計数手段と、前記計数手段の計数値と前記分周係数発生手段が決定した周期数を比較して、前記前置分周器の分周比を選択的に切り換える前置分周比切換手段と、前記後置分周手段の分周比を前記分周係数発生手段が決定した値に設定する手段と、を有する小数を含む分周比の分周を行う分周器において、前記後置分周手段にシフトレジスタを有し、前記シフトレジスタが前記分周係数発生手段が決定した分周比を設定して分周を行うと共に前記計数手段を構成しレジスタのデータ出力を前記前置分周比切換手段に送り、前記前置分周比切換手段はビット選択手段を有し、前記ビット選択手段が、前記データ出力から前記前置分周手段の出力信号の周期数の情報を含むビットを選択し、前記前置分周手段の分周比の切換を制御する、ことを特徴とする小数を含む分周比の分周を行う分周器。
IPC (2件):
H03L 7/183 ,  H03K 23/00
FI (2件):
H03L 7/18 B ,  H03K 23/00 A
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • PLL回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-229132   出願人:日本電気エンジニアリング株式会社
  • 特表平5-506338

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