特許
J-GLOBAL ID:200903095110929893

吸収式冷凍機の精留装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 道人 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-219186
公開番号(公開出願番号):特開平11-051507
出願日: 1997年07月30日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】 気液向流型の精留装置において、上昇する冷媒蒸気と流下する液との気液接触が不十分なために起こる精留性能の低下を改善する。【解決手段】 再生器4の上に位置する精留器5を、下段の回収段および上段の濃縮段の二段構成する。回収段には充填材エレメント7a,7bを配し、濃縮段には充填材エレメント7c,7dを配する。充填材エレメント7a,7cは底面を錐状とし、流下液を中央に集めるとともに、上昇する冷媒蒸気を周囲に分散させる。その結果、冷媒蒸気の速度分布は均一となり、滴下液は壁面に沿う傾向がなくなって、気液接触が良好となり、精留性能が向上する。
請求項(抜粋):
再生器で発生させた冷媒蒸気を気液接触部を通過させてその純度を高め、該高純度の冷媒蒸気を凝縮器へ供給する吸収式冷凍機の精留装置において、前記気液接触部が、前記冷媒蒸気と接触させるための液を分散させる液分散器と、前記冷媒蒸気と前記液分散器から落下する液とを接触させるため、前記液分散器の下方に設けられ、底面中央部分が膨出した錐形状をなす充填材エレメントとからなることを特徴とする吸収式冷凍機の精留装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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