特許
J-GLOBAL ID:200903095173477100

コポリマーブレンド及びこれを中間留分の低温流動性を向上させるための添加剤として使用する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-070794
公開番号(公開出願番号):特開2001-288484
出願日: 2001年03月13日
公開日(公表日): 2001年10月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 パラフィンを比較的多量に含む重質の中間留分の低温流動性を向上させる添加剤の提供。【解決手段】 以下のコポリマーA及びBを含む、添加剤:A)以下の構造単位を含む低級オレフィンとビニルエステルとのコポリマー;A1) 式-CH2 -CR1 R2 -[ R1及びR2はHまたはメチルで] の二価の構造単位85〜97モル%;A2) 式A2[ R3はC6-C16- アルキル]の二価の構造単位少なくとも3モル%;B)以下の構造単位を含むコポリマー5〜90重量%;B1) 式B1a〜B1b[ X はO またはN-R4、a 、b は0〜1、a+b は1]の二価の構造単位40〜60モル%;B2) 式-H2 C-CHR5 -で表される二価の構造単位60〜40モル%;B3) ポリオレフィンから誘導される二価の構造単位0〜20モル%;[ R4はアルキル、アルケニルアルコキシアルキル基、R5はアルキル基、上記ポリオレフィンのC原子数は35〜350 ]。
請求項(抜粋):
コポリマーA)を10〜95重量%、コポリマーB)を5〜90重量%及び必要に応じてコポリマーC)を0〜70重量%の割合で含み、ここでこれらのコポリマーA)、B)及びC)はそれぞれ以下に相当するものであることを特徴とする、中間留分の低温流動性を向上させるための添加剤:A)以下の構造単位を含む、低級オレフィンとビニルエステルとのコポリマー;A1) 以下の式-CH2 -CR1 R2 - A1[ 式中、R1及びR2は、互いに独立して、水素またはメチルである]で表される二価の構造単位85〜97モル%;A2) 以下の式【化1】[ 式中、R3は、第三炭素原子を含む飽和及び分枝状のC6-C16- アルキルであり、ここで、このR3はその第三炭素原子でカルボキシル官能基に結合している]で表される二価の構造単位少なくとも3モル%;B)以下の構造単位を含むコポリマー;B1) 以下の式【化2】[ 式中、XはOまたはN- R4 であり、a、bは0または1でありそしてa+bは1である]で表される二価の構造単位40〜60モル%;B2) 以下の式-H2 C-CHR5 - B2で表される二価の構造単位60〜40モル%;及び必要に応じて、B3) ポリオレフィンから誘導される二価の構造単位0〜20モル%、ここでこのポリオレフィンは3〜5個の炭素原子を有するモノオレフィンから誘導可能なものである;[ なおここで、a) R4は、10〜40個の炭素原子を有するアルキルまたはアルケニル基あるいは1〜100 個のアルコキシ単位及びアルキル基中に1〜30個の炭素原子を有するアルコキシアルキル基であり、b) R5は、10〜50個の炭素原子を有するアルキル基であり、そしてc) 構造単位B3) が基づくポリオレフィン分子の炭素原子数は、35〜350 である]及び必要に応じて、C)それ自体で中間留分の低温流動性向上剤として有効な、エチレン及び一種またはそれ以上のビニルエステルまたはアクリレートを含む、上記A)及びB)とは異なる更に別のコポリマー。
IPC (7件):
C10L 1/18 ,  C08L 23/00 ,  C08L 23/08 ,  C08L 23/24 ,  C08L 31/00 ,  C08L 33/00 ,  C08L 35/00
FI (7件):
C10L 1/18 A ,  C08L 23/00 ,  C08L 23/08 ,  C08L 23/24 ,  C08L 31/00 ,  C08L 33/00 ,  C08L 35/00
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る