特許
J-GLOBAL ID:200903095184705350
眼鏡レンズの光学性能評価方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柴田 淳一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-131068
公開番号(公開出願番号):特開2007-303900
出願日: 2006年05月10日
公開日(公表日): 2007年11月22日
要約:
【課題】形状が必ずしも明確ではない眼鏡レンズについて装用状態を考慮した光学性能を迅速かつ正確に評価することができる眼鏡レンズの光学性能評価方法を提供すること。【解決手段】リファレンスレンズと被験レンズのそれぞれについて物体側のレンズ面側から入射した複数の光線がそれぞれ眼球側のレンズ面から出射された際の同各光線毎の屈折による変位をマッピングする。そして、両レンズのマッピングされた個々のマッピングポイントとにおけるS度数、C度数及び乱視軸の各データを算出し、算出されたデータ同士の差分データを求める。このようにして得られた各マッピングポイント毎の差分データに基づいて当該マッピングポイント毎に差分レンズモデルを想定し、同差分レンズモデルとシミュレーションレンズモデルを組み合わせて空間シミュレーションモデルを構築し、同空間シミュレーションモデルを透過する光線の追跡シミュレーションを行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
第1のレンズについて物体側又は眼球側のレンズ面側から入射した複数の光線がそれぞれ眼球側又は物体側のレンズ面から出射された際の同各光線毎の屈折による変位をマッピングする第1のマッピング工程と、
第2のレンズについて物体側又は眼球側のレンズ面側から入射した前記第1のマッピング工程における入射光と同じ光跡の複数の光線が眼球側又は物体側のレンズ面から出射された際の同各光線毎の屈折による変位をマッピングする第2のマッピング工程と、
前記第1のマッピング工程においてマッピングされた個々の点(以下、マッピングポイントとする)におけるS度数、C度数及び乱視軸の各データを算出する第1のマッピングデータ算出工程と、
前記第2のマッピング工程においてマッピングされたマッピングポイントのS度数、C度数及び乱視軸の各データを算出する第2のマッピングデータ算出工程と、
前記第1のレンズと前記第2のレンズのそれぞれ測定位置が対応するマッピングポイントについてそれらの前記第1及び第2のマッピングデータ算出工程で算出されたデータ同士の差分データを求める差分算出工程と、
前記差分算出工程において算出された前記各マッピングポイント毎の差分データに基づいて当該マッピングポイント毎に差分レンズモデルを想定し、同差分レンズモデルとシミュレーションレンズモデルを組み合わせて空間シミュレーションモデルを構築し、同空間シミュレーションモデルを透過する光線の追跡シミュレーションを行うことで前記第2のレンズの光学性能評価をする光学性能評価工程を備えたことを特徴とする眼鏡レンズの光学性能評価方法。
IPC (3件):
G01M 11/02
, G02C 7/02
, G02C 13/00
FI (3件):
G01M11/02 B
, G02C7/02
, G02C13/00
Fターム (4件):
2G086HH02
, 2G086HH03
, 2H006BD03
, 2H006DA05
引用特許:
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