特許
J-GLOBAL ID:200903095202786843
筒内燃料噴射式エンジンにおける吸気開口部構造
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
澤田 忠雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-128088
公開番号(公開出願番号):特開平10-299494
出願日: 1997年04月30日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 燃料噴射弁によりシリンダ孔内に向って燃料を噴射させるようにした場合で、この噴射の方向が上記シリンダ孔の内周面に向うようになっている場合でも、この燃料が上記シリンダ孔の内周面に付着している潤滑油に容易には混入しないようにして、上記噴射された燃料のより多くが十分に燃焼させられるようにし、ハイドロカーボンの排出を防止させる。【解決手段】 シリンダ孔6内の前上部に向って開く吸気通路13の吸気開口部14を開閉自在とする吸気弁19を設ける。上記吸気開口部14よりも前側からシリンダ孔6内に向い、後下方に向って燃料25を噴射可能とする燃料噴射弁26を設ける。上記吸気開口部14の前部開口縁の表面のうち、この吸気開口部14を閉じたときの上記吸気弁19との接合部よりも上記シリンダ孔6側の部分の表面14aを、開閉弁動作する上記吸気弁19の軌跡24の近傍でこの軌跡24に沿うよう形成する。
請求項(抜粋):
シリンダが、シリンダ孔を有するシリンダ本体と、上記シリンダ孔の軸心を垂直にみたときこのシリンダ孔の上端を閉じるよう上記シリンダ本体の上端に取り付けられるシリンダヘッドとを備え、上記シリンダの側面視で、ある水平な一方向を前方としたとき、上記シリンダヘッドの外部を上記シリンダ孔内の前上部に連通させる吸気通路を上記シリンダヘッドに形成し、上記シリンダ孔内に向って開く上記吸気通路の吸気開口部を後下方に向って開口させ、この吸気開口部を上記シリンダ孔側から開閉自在とする吸気弁を設け、上記吸気開口部よりも前側から上記シリンダ孔内に向い、かつ、後下方に向って燃料を噴射可能とする燃料噴射弁を設けた筒内燃料噴射式エンジンにおける吸気開口部構造において、上記吸気開口部の前部開口縁の表面のうち、この吸気開口部を閉じたときの上記吸気弁との接合部よりも上記シリンダ孔側の部分の表面を、開閉弁動作する上記吸気弁の軌跡の近傍でこの軌跡に沿うよう形成した筒内燃料噴射式エンジンにおける吸気開口部構造。
IPC (4件):
F02B 29/00
, F01L 3/06
, F02B 23/08
, F02M 61/14 310
FI (4件):
F02B 29/00 C
, F01L 3/06 B
, F02B 23/08 U
, F02M 61/14 310 A
引用特許:
審査官引用 (3件)
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筒内噴射式火花点火機関
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-008537
出願人:トヨタ自動車株式会社
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往復ピストン内燃機関
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-248316
出願人:メタモトーレン-ウントエネルギー-テクニックゲーエムベーハー
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4サイクルエンジンの燃焼室構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-321085
出願人:ヤマハ発動機株式会社
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