特許
J-GLOBAL ID:200903095204939469

信号抽出方法および装置ならびに信号抽出プログラムを記録した媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-348064
公開番号(公開出願番号):特開2000-172297
出願日: 1998年12月08日
公開日(公表日): 2000年06月23日
要約:
【要約】【課題】 従来、音声と非音声(楽音または雑音)とが混合された1チャンネルの信号から、リアルタイムに音声のみを抽出することはできなかった。【解決手段】 音声が非音声とは時間的相関の性質が異なることを利用し、高域強調信号ゲインや、入力信号を所定時間遅延させる遅延回路の遅延時間、および一次元適応フィルタのタップ数と収束係数からなるパラメータを聴感上最も聴き取りやすいように調整し、リアルタイムに所望の音声を抽出し得るように構成した。
請求項(抜粋):
時間的相関の低い所望信号と時間的相関の高い非所望信号とが混合された1チャンネルのディジタル入力信号から、前記時間的相関の低い所望信号を抽出する信号抽出方法であって、前記ディジタル入力信号を2分岐し、該2分岐された前記ディジタル入力信号の一方の信号を指定されたサンプル数Nだけ遅延し、該サンプル数Nだけ遅延されたディジタル入力信号を1サンプル間隔で指定されたタップ数kからなる適応フィルタに入力して、該適応フィルタの出力信号を該適応フィルタの各タップ出力信号の組と逐次更新されるフィルタ係数の組とを用いて所定の演算式に基づき演算し、該演算結果を前記2分岐された前記ディジタル入力信号の他方の信号から減算し、該減算結果を前記時間的相関の低い所望信号として出力し、そして前記ディジタル入力信号の逐次入力に同期して、前記減算結果、前記適応フィルタの各タップ出力信号の組、前記フィルタ係数の組、および指定された収束係数μに基づき、前記減算結果が小さくなるように前記フィルタ係数の組を新たに生成することによる前記フィルタ係数の組の逐次更新、ならびに、前記演算、前記減算、前記出力を繰り返して行うことを特徴とする信号抽出方法。
IPC (4件):
G10L 19/00 ,  G10L 11/02 ,  G10L 21/02 ,  H03H 21/00
FI (5件):
G10L 9/08 H ,  G10L 9/08 D ,  G10L 9/08 F ,  G10L 9/00 F ,  H03H 21/00
Fターム (4件):
5J023DB03 ,  5J023DB05 ,  5J023DD03 ,  5J023DD05
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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