特許
J-GLOBAL ID:200903095216231232

大気中又は溶存気体中の三種安定酸素同位体比測定方法及びそれに用いるO2単離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平山 一幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-314837
公開番号(公開出願番号):特開2005-083839
出願日: 2003年09月05日
公開日(公表日): 2005年03月31日
要約:
【課題】 測定精度が良く、且つ簡便に測定できる、大気中又は溶存気体中の三種安定酸素同位体比測定方法とそれに用いるO2 単離装置を提供する。【解決手段】 試料ガス導入部2と、モレキュラーシーブパックトカラム7と、分析部6を有するガスクロマトグラフィー装置において、モレキュラーシーブパックトカラム7を冷却する手段9を有し、試料導入部2にCO2 、N2 O及び水蒸気を吸着除去する第1のトラップ4と、O2 ガス、N2 ガス及びArガスを吸着捕集する第2のトラップ5とを有し、分析部出力端にO2 ガス吸着捕集用の第3のトラップ8を有しており、大気又は溶存気体から、O2 ガスを単離する。単離したO2 ガスをデュアルインレット型同位体質量分析計で同位体分別効果を補正して三種安定酸素同位体比を求める。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
大気試料又は試料水から採取した溶存気体試料を、液体窒素を冷媒とした第1のトラップによりCO2 、N2 O及び水蒸気を吸着除去してO2 ガス、N2 ガス及びArガスのみからなる試料ガスを作製し、 この試料ガスを、液体窒素を冷媒とした第2のトラップ中のモレキュラーシーブで捕集し、 上記モレキュラーシーブを加熱して、上記捕集した試料ガスを流出すると共に、冷却されたモレキュラーシーブパックトカラムにキャリアガスと共に導入し、 上記モレキュラーシーブパックトカラムの出口から流出されるArガスから時間的に分離して流出されるO2 ガスを、液体窒素を冷媒とした第3のトラップ中のモレキュラーシーブで捕集することによりO2 ガスを単離し、 この単離O2 ガスの三種安定酸素同位体比を、質量分析装置により測定することを特徴とする、大気中又は溶存気体中の三種安定酸素同位体比測定方法。
IPC (9件):
G01N1/22 ,  G01N27/62 ,  G01N30/08 ,  G01N30/14 ,  G01N30/48 ,  G01N30/54 ,  G01N30/66 ,  G01N30/84 ,  G01N30/88
FI (12件):
G01N1/22 L ,  G01N1/22 K ,  G01N27/62 V ,  G01N30/08 G ,  G01N30/14 Z ,  G01N30/48 A ,  G01N30/48 G ,  G01N30/54 F ,  G01N30/54 K ,  G01N30/66 ,  G01N30/84 Z ,  G01N30/88 G
Fターム (13件):
2G052AA01 ,  2G052AA06 ,  2G052AB02 ,  2G052AB04 ,  2G052AB06 ,  2G052AC02 ,  2G052AD02 ,  2G052AD06 ,  2G052AD42 ,  2G052EB11 ,  2G052EB13 ,  2G052ED07 ,  2G052GA24
引用特許:
出願人引用 (4件)
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