特許
J-GLOBAL ID:200903095227727710

トルク伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-343668
公開番号(公開出願番号):特開2002-147487
出願日: 2000年11月10日
公開日(公表日): 2002年05月22日
要約:
【要約】【課題】 トルク変動を十分に吸収しつつ、大きなトルクを伝達することができるようにする。【解決手段】 ダンパー14の先端側14cをテーパ形状として先端側14cに隙間15を設けて、センターハブ13に対するプーリ本体11の相対回転角θ(伝達トルク)が小さいときには、隙間15を埋めるようにダンパー14を圧縮変形させることにより、ダンパー14の変形自由度を高めて弾性係数k(相対回転角θに対する伝達トルクの変化率)を小さくし、相対回転角θ(伝達トルク)が大きくなったときには、断面積が増大することを規制した状態で圧縮変形させる。これにより、ダンパー14の特性を非線形とすることができるので、トルク変動を十分に吸収しつつ、大きなトルクを伝達することができる。
請求項(抜粋):
車両に配設される回転機器(1)に駆動源(E/G)からのトルクを伝達するトルク伝達装置であって、前記駆動源(E/G)からのトルクを受けて回転する第1回転体(11)と、前記回転機器(1)の回転部に連結されて前記回転部と共に回転するとともに、前記第1回転体(11)と同軸状に配設された第2回転体(13)と、圧縮変形することにより、前記第1回転体(11)が受けたトルクを前記第2回転体(13)に伝達する弾性変形可能なトルク伝達部材(14)とを備え、前記第2回転体(13)に対する前記第1回転体(11)の相対回転角(θ)が所定回転角(θ1)未満ときには、前記トルク伝達部材(14)のうち前記トルク伝達部材(14)に作用する圧縮荷重の方向に対して略直交する断面の断面積が増大するように前記トルク伝達部材(14)が圧縮変形し、前記相対回転角(θ)が前記所定回転角(θ1)以上のときには、前記断面積が増大することを規制した状態で前記トルク伝達部材(14)が圧縮変形するように構成されていることを特徴とするトルク伝達装置。
IPC (2件):
F16D 3/68 ,  F16F 15/124
FI (2件):
F16D 3/68 ,  F16F 15/124 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)

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