特許
J-GLOBAL ID:200903095263158993
予圧を付与された複列転がり軸受装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小山 欽造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-318362
公開番号(公開出願番号):特開平7-167151
出願日: 1993年12月17日
公開日(公表日): 1995年07月04日
要約:
【要約】【目的】 内輪27、27を軸26に外嵌する事に伴って内輪軌道29、29が歪む事を防止し、高い軸受精度を得る。【構成】 内輪27、27の内周面に小径部31、31及び大径部32、32を、凹溝30、30を挟んで形成する。内輪軌道29、29は、大径部32、32の周囲に形成する。内輪27、27は、小径部31、31部分で軸26に外嵌する。外嵌に伴って小径部31、31が歪んでも、この歪みが大径部32、32までは達しにくく、内輪軌道29、29が歪みにくい。従って、高い軸受精度を得られる。
請求項(抜粋):
第一の周面を有する第一の部材と、この第一の部材と同心に配置され、上記第一の周面と対向する第二の周面を有する第二の部材と、上記第一の周面に形成された第一の軌道と、上記第二の周面の一部で第一の軌道と対向する部分に形成された第二の軌道、並びにこの第二の軌道から軸方向にずれた部分で上記第二の周面に形成された第三の軌道と、十分な嵌合強度を持って上記第一の部材に、上記第一、第二の部材と同心に支持され、上記第二の周面と対向する第三の周面を有する第三の部材と、この第三の周面の一部で、上記第三の軌道に対向する部分に形成された第四の軌道と、上記第一の軌道と第二の軌道との間、並びに上記第三の軌道と第四の軌道との間に、それぞれ複数個ずつ設けられた玉とを備え、上記第一の部材に対する上記第三の部材の嵌合深さを調節する事により、上記複数個ずつの玉に適正な予圧を付与した、予圧を付与された複列転がり軸受装置であって、少なくとも上記第三の部材の周面で上記第三の周面に対して直径方向反対側に存在する第四の周面は、上記第一の周面に締まりばめにより嵌合する嵌合周面と、この第一の周面と嵌合しない非嵌合周面とを備えており、上記第四の軌道は、このうちの非嵌合周面に対して直径方向に整合する位置に形成されている複列転がり軸受装置。
IPC (3件):
F16C 35/063
, F16C 25/08
, F16C 33/58
引用特許:
前のページに戻る