特許
J-GLOBAL ID:200903095294815674

4ストローク内燃機関のバルブ休止システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 望 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-343249
公開番号(公開出願番号):特開平10-184327
出願日: 1996年12月24日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 バルブ休止作動時、弁軸が挿通する逃げ孔を有するプランジャの位置決めを確実にして、バルブ休止作動が安全、確実に行なわれるようにするとともに、バルブ休止システムを1つのまとまった部品組立体として構成することを容易にする。【解決手段】 バルブ休止システム9が、リフタ11a と、該リフタ11a 内に形成されたシリンダ孔21a 内を摺動するプランジャ23と、リフタ11a と吸排気弁の弁軸5a とを常時離間する方向に付勢するリフタばね24と、プランジャ23を常時バルブ休止方向に付勢するプランジャばね25と、プランジャ23にプランジャばね25の付勢力に抗して油圧を作用させる圧油供給機構とからなり、リフタ11a は、リフタガイド孔13a 内をカム7の回転に応じて往復摺動し、弁軸5a が進入し得るスライド孔21b が形成されており、プランジャ23は、弁軸5aが挿通し得る逃げ孔23b と、油圧を受ける受圧面とが形成される。
請求項(抜粋):
リフタと、該リフタ内に吸排気弁の弁軸と直交する方向に形成されたシリンダ孔内を摺動するプランジャと、前記リフタと前記弁軸とを常時離間する方向に付勢するリフタばねと、前記プランジャを常時バルブ休止方向に付勢するプランジャばねと、前記プランジャに前記プランジャばねの付勢力に抗して油圧を作用させる圧油供給機構とからなり、前記リフタは、シリンダヘッド側に形成されたリフタガイド孔内をカムの回転に応じて往復摺動し、前記弁軸が進入し得るスライド孔が形成されており、前記プランジャは、前記弁軸が挿通し得る逃げ孔と、前記油圧を受ける受圧面とが形成され、かつ、該受圧面が油圧を受けないとき、前記プランジャばねに付勢されて前記逃げ孔と前記スライド孔とが合致するように位置決めされており、前記受圧面が油圧を受けないとき、前記リフタが前記カムの回転に応じて下動すると、前記弁軸が前記スライド孔および前記逃げ孔の内部を滑動して、前記吸排気弁を閉じた状態に保持するとともに、前記受圧面が油圧を受けたとき、前記リフタが前記カムの回転に応じて下動すると、前記プランジャが前記弁軸の頭部に当接して、前記吸排気弁を開けるように作動する4ストローク内燃機関のバルブ休止システムにおいて、前記プランジャの位置決め手段が、前記リフタと前記プランジャとを通される位置決めピンにより構成されたことを特徴とする4ストローク内燃機関のバルブ休止システム。
IPC (3件):
F01L 13/00 302 ,  F01L 1/14 ,  F01L 1/26
FI (3件):
F01L 13/00 302 Z ,  F01L 1/14 G ,  F01L 1/26 D
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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