特許
J-GLOBAL ID:200903095316446384

アンテナ構造およびそれを備えた通信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-382777
公開番号(公開出願番号):特開2005-150937
出願日: 2003年11月12日
公開日(公表日): 2005年06月09日
要約:
【課題】 マルチバンド対応のアンテナ構造において、高次周波数帯の共振状態の悪化を防止しながら、基本周波数帯の共振周波数を切り換える。【解決手段】 給電放射電極4の開放端部Kとグランド部6との間に静電容量を付与するための静電容量付与部を設ける。この静電容量付与部による給電放射電極4の開放端部Kとグランド部6間への静電容量の付与量を切り換え可変するための手段22を設ける。静電容量付与部による静電容量の付与によって給電放射電極4の開放端部Kとグランド部6間の静電容量が増加した場合には、その増加分に応じて、給電放射電極4のアンテナ動作に基づいた基本周波数帯の共振周波数が低くなる方向に可変する。また、静電容量付与部の切り換え動作によって、給電放射電極4の開放端部Kとグランド部6間の静電容量が減少した場合には、その減少分に応じて基本周波数帯の共振周波数が高くなる方向に可変する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
一端側を給電端部とし他端側を開放端部とした複数の互いに異なる共振周波数を持つ給電放射電極を有し当該給電放射電極のアンテナ動作によって互いに異なる複数の周波数帯での無線通信が可能なアンテナ構造において、給電放射電極は基板に配設されており、その給電放射電極の開放端部と、基板に設けられているグランド部との間を接続するグランド接地導通経路が設けられ、このグランド接地導通経路には、当該導通経路の導通オン状態と導通オフ状態を択一的に切り換えるスイッチ部が介設されていると共に、給電放射電極の開放端部とグランド部間に静電容量を付与するための静電容量付与部が設けられており、スイッチ部の切り換え動作によりグランド接地導通経路が導通オン状態に切り換わったときには、静電容量付与部による静電容量が給電放射電極の開放端部とグランド部間に付与されて、給電放射電極のアンテナ動作に基づいた複数の互いに異なる周波数帯のうちの最も低い周波数帯である基本周波数帯の共振周波数が、静電容量付与部による静電容量の付与分に応じて低くなる方向に可変し、スイッチ部の切り換え動作によりグランド接地導通経路が導通オフ状態に切り換わったときには、静電容量付与部の静電容量付与の停止による給電放射電極の開放端部とグランド部間の静電容量の減少分に応じて、基本周波数帯の共振周波数が高くなる方向に可変することを特徴とするアンテナ構造。
IPC (6件):
H01Q9/14 ,  H01Q1/24 ,  H01Q1/38 ,  H01Q5/01 ,  H01Q9/36 ,  H01Q9/40
FI (6件):
H01Q9/14 ,  H01Q1/24 Z ,  H01Q1/38 ,  H01Q5/01 ,  H01Q9/36 ,  H01Q9/40
Fターム (6件):
5J046AA04 ,  5J046AB06 ,  5J046PA07 ,  5J047AA04 ,  5J047AB06 ,  5J047FD01
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • アンテナ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-091578   出願人:株式会社村田製作所
  • 携帯無線端末機用アンテナ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-273939   出願人:国際電気株式会社
審査官引用 (6件)
全件表示
引用文献:
審査官引用 (2件)
  • 「通信用マイクロ波回路」, 1981, 50-51頁
  • 「通信用マイクロ波回路」, 1981, 50-51頁

前のページに戻る