特許
J-GLOBAL ID:200903095321253640

合金工具鋼及びその製造方法、並びにそれを用いた金型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-346050
公開番号(公開出願番号):特開2004-169177
出願日: 2003年10月03日
公開日(公表日): 2004年06月17日
要約:
【課題】従来のマトリックスハイスより焼入れ温度が低く、熱処理後の硬さ、靱性などの特性が従来のものと同程度の合金工具鋼及びその製造方法、並びにそれを用いた金型を提供する。【解決手段】 C、Si、Mn、P、S、Cu、Ni、Cr、MoとWの1種又は2種、V、Al、O及びNを所定量含有し、更にCo、Nb、Ti、B、Ta、Zr、Pb、Bi、Ca、Te、Se、REM及びMgのうちの1種または2種以上を所定量含有し、下記式1及び式2を満たし、残部がFe及び不可避不純物からなることを特徴とする。また、下記1式を満足するよう設定する。-0.2<ΔC<0.2・・・・・(1)ただし、ΔC=C-(0.06×Cr+0.063×Mo+0.033×W+0.2×V+0.1×Nb)また、下記2式で定義されるLcが1.0以上2以下となる様設定できるLc=(8.8×Mo+5.9×W+50×V+40×Nb)/(6×Cr)・・・(2)【選択図】なし
請求項(抜粋):
焼鈍し状態でM23C6型炭化物が2〜5vol%生成する組成を有し(ただし、M はFe,Cr,Mo,W,V,Nbより選ばれる1種又は2種以上)、かつMC型炭化物及びM6C型炭化物の少なくともいずれかが分散析出した焼入れ焼戻し組織を有してなり、かつロックウェルCスケール硬さがHRC55以上HRC66以下であることを特徴とする合金工具鋼。
IPC (4件):
C22C38/00 ,  C21D6/00 ,  C22C38/48 ,  C22C38/60
FI (5件):
C22C38/00 302E ,  C22C38/00 301H ,  C21D6/00 L ,  C22C38/48 ,  C22C38/60
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 高速度工具鋼工具の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-030771   出願人:日立金属株式会社
  • 冷間工具鋼
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-106729   出願人:大同特殊鋼株式会社
審査官引用 (7件)
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