特許
J-GLOBAL ID:200903095374078727

電子カメラ装置、及びフォーカス情報補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 千明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-026171
公開番号(公開出願番号):特開2005-221517
出願日: 2004年02月03日
公開日(公表日): 2005年08月18日
要約:
【課題】 オートフォーカス動作において取得する被写体距離、フォーカス位置等のフォーカス情報から、ズーム位置の違いに起因する誤差と共に、それ以外の光学系の駆動機構に起因する誤差等を排除することにより、精度の高いフォーカス動作が可能とする。【解決手段】 コントラストAFにより合焦ポイントへ移動したときのフォーカス位置を補正するフォーカス位置補正データ102を予め記憶する。データの種類は、被写体距離が無限遠であるときの実際のフォーカス位置と設計上のフォーカス位置との差を、ワイド端からテレ端までの複数のズーム位置毎に、かつそのズーム位置へのズームレンズの移動方向別に取得したテレ方向補正値及びワイド方向補正値とする。撮影時のAF動作では、合焦ポイントにおけるフォーカス位置を、ズーム位置及びズームレンズの直前の移動方向とに対応する補正値により補正することにより、光学系の駆動機構に起因する誤差を排除する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
被写体を撮像する撮像手段と、 この撮像手段により撮像された被写体の画像情報に基づきフォーカスレンズを合焦ポイントに移動させるフォーカスレンズ位置制御手段と、 ズームレンズを各ズーム位置に移動させるズームレンズ位置制御手段と、 前記ズームレンズ位置制御手段がズームレンズを複数のズーム位置へ向けてテレ方向とワイド方向とに移動させるとともに、ズームレンズが各ズーム位置に移動した状態で前記フォーカスレンズ位置制御手段によってフォーカスレンズが被写体距離が既知である被写体に応じた合焦ポイントに移動されたときのフォーカス位置と、前記被写体距離に対応する設計上のフォーカス位置との違いに基づく補正値であって、各ズーム位置へのズームレンズの移動方向がテレ方向であったときのテレ方向補正値と、各ズーム位置へのズームレンズの移動方向がワイド方向であったときのワイド方向補正値とを取得する補正情報取得手段と、 この補正情報取得手段により取得されたテレ方向補正値とワイド方向補正値とを各ズーム位置に対応させて記憶する記憶手段と、 前記フォーカスレンズ位置制御手段によってフォーカスレンズが合焦ポイントに移動されたときのフォーカス位置と、そのときのズームレンズのズーム位置と当該ズーム位置へのズームレンズの移動方向とに対応して前記記憶手段に記憶されているテレ方向補正値又はワイド方向補正値とに基づいて被写体距離を算出する算出手段と を備えたことを特徴とする電子カメラ装置。
IPC (4件):
G02B7/28 ,  G02B7/36 ,  G03B13/36 ,  H04N5/232
FI (4件):
G02B7/11 N ,  H04N5/232 H ,  G02B7/11 D ,  G03B3/00 A
Fターム (17件):
2H011BA31 ,  2H011CA01 ,  2H011CA22 ,  2H011DA01 ,  2H051BA41 ,  2H051CD13 ,  2H051CD29 ,  2H051EB04 ,  2H051EB13 ,  2H051EC04 ,  2H051GB11 ,  5C022AA13 ,  5C022AB23 ,  5C022AB28 ,  5C022AC42 ,  5C022AC54 ,  5C022AC69
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • レンズ調整装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-172259   出願人:松下電器産業株式会社
  • フオーカス制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-295826   出願人:三洋電機株式会社
  • 焦点位置補正装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-237780   出願人:株式会社ニコン
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審査官引用 (4件)
  • フオーカス制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-295826   出願人:三洋電機株式会社
  • 焦点位置補正装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-237780   出願人:株式会社ニコン
  • カメラズーミング装置およびその方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-353347   出願人:三星航空産業株式会社
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