特許

J-GLOBAL ID：200903095377568296

硬質皮膜被覆工具

発明者： 石川 剛史 ,  島 順彦
出願人/特許権者： 日立ツール株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-140904
公開番号（公開出願番号）：特開2002-337002
出願日： 2001年05月11日
公開日（公表日）： 2002年11月26日
要約：

【要約】【目的】高硬度鋼の切削加工の乾式化、高速化に対応するため、耐酸化性に優れた硬質皮膜にアモルファスナノ結晶相を介在させ、皮膜の高硬度化を達成し、耐アブレッシブ摩耗性及び耐酸化摩耗性に優れる硬質皮膜被覆工具を提供する。【構成】基体表面にTiとAlを主成分とする金属成分と、C、N、O、Bから選択される少なくとも1種以上の元素とから構成される硬質層を1層以上被覆した硬質皮膜被覆工具において、該硬質層の少なくとも1層はSiを含有し、相対的にSiに富みアモルファスであるTiとAlとSiとC、N、O、Bから選択されるすくなくとも1種との化合物相と、相対的にSiに乏しい結晶質のTiとAlとSiとC、N、O、Bから選択されるすくなくとも1種との化合物相と、から構成する。

請求項（抜粋）：

基体表面にTiとAlを主成分とする金属成分と、C、N、O、Bから選択される少なくとも1種以上の元素とから構成される硬質層を1層以上被覆した硬質皮膜被覆工具において、該硬質層の少なくとも1層はSiを含有し、相対的にSiに富みアモルファスであるTiとAlとSiとC、N、O、Bから選択されるすくなくとも1種との化合物相と、相対的にSiに乏しい結晶質のTiとAlとSiとC、N、O、Bから選択されるすくなくとも1種との化合物相と、から構成されることを特徴とする硬質皮膜被覆工具。

IPC (2件)：

B23B 27/14 ,  C23C 14/06

FI (2件)：

B23B 27/14 A ,  C23C 14/06 P

Fターム (13件)：

3C046FF10 ,  3C046FF16 ,  4K029BA41 ,  4K029BA52 ,  4K029BA53 ,  4K029BA54 ,  4K029BA58 ,  4K029BB02 ,  4K029BB07 ,  4K029BB10 ,  4K029BC02 ,  4K029BD05 ,  4K029CA04

引用特許：

出願人引用 (4件)

• 硬質被覆層がすぐれた耐欠損性を有する表面被覆炭化タングステン基超硬合金製切削工具
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-056161   出願人：三菱マテリアル株式会社
• 被覆硬質合金
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-034613   出願人：日立ツール株式会社
• 耐摩耗性に優れた硬質皮膜、硬質皮膜被覆工具及び硬質皮膜被覆部材
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-100154   出願人：株式会社神戸製鋼所
• 硬質皮膜被覆工具
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-283574   出願人：日立ツール株式会社