特許
J-GLOBAL ID:200903095403431776

偏光光源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-327253
公開番号(公開出願番号):特開平11-160655
出願日: 1997年11月28日
公開日(公表日): 1999年06月18日
要約:
【要約】【課題】 液晶プロジェクター等の高輝度の光源として利用するのに適した小型、コンパクトで廉価に製造可能な偏光変換光学系を備えた偏光光源装置を提案すること。【解決手段】 偏光光源装置1の偏光変換光学系4は板状の偏光フィルム6を備えている。光源ランプ2からの出射光束I(2)に含まれているP偏光成分およびS偏光成分のうち、S偏光成分の光のみが偏光フィルム6をそのまま透過し、P偏光成分の光は偏光フィルム6で反射されて、再び光源ランプ2の側に戻る。この反射光は1/4波長板5を2回通過して、S偏光成分の光となるので、偏光フィルム6を透過して出射される。この結果、S偏光成分のみからなる偏光光束I(out)が出射される。偏光分離用の光学素子として、一般的なプリズム合成体からなる偏光ビームスプリッターの代わりに、板状の偏光フィルム6を使用しているので、光学系を小型でコンパクトに構成でき、廉価に製造できる。また、光損失および偏光変換効率の低下も抑制できる。
請求項(抜粋):
光源ランプと、当該光源ランプからの出射光束の偏光方向を揃え偏光光束として出射する偏光変換光学系とを有する偏光光源装置において、前記偏光変換光学系は、1/4波長板と、偏光フィルムとを備えており、前記偏光フィルムは特定の偏光成分の光を透過し、当該偏光成分に対して偏光方向が直交する偏光成分の光を反射する偏光分離特性を備えており、前記光源ランプの側から光源光軸に沿って、前記1/4波長板および前記偏光フィルタが光源光軸に直交する状態に配列されていることを特徴とする偏光光源装置。
IPC (3件):
G02B 27/28 ,  G02F 1/13 505 ,  G02F 1/1335 530
FI (3件):
G02B 27/28 Z ,  G02F 1/13 505 ,  G02F 1/1335 530
引用特許:
審査官引用 (2件)

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