特許
J-GLOBAL ID:200903095415744230

体外血液療法中に血流力学的パラメーターを決定するための血液療法用装置を操作する方法及び体外血液療法中に血流力学的パラメーターを決定するための装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田 幹雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-296635
公開番号(公開出願番号):特開平9-173444
出願日: 1996年11月08日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】 体外血液療法中に血流力学的パラメーターを決定する方法及び装置を提供する。【解決手段】 血液は、フィステル(6)の動脈セクション(21)と液的に連通する血液療法用の装置(7)の体外回路(9)の動脈枝(20)を通ってダイアライザー(10)または血液療法用の装置のフィルターに達し、さらにフィステル(6)の静脈セクション(23)と液的に接続する体外回路(9)の静脈枝(22)を通って再循環する。体外回路(9)の動脈枝(20)において支配的な温度TA は血流の変化のもとで測定され、体外回路の静脈枝(22)の温度TV は一定に保持される。測定された一対の動脈温度TA と体外血流QB とから、体外回路(9)の動脈枝における温度を表す予め与えられる関数TA (QB)のパラメーターは、血流QB 関数として規定され、これを利用してフィステル流QF 、体温TB 、心拍出量(リットル/分)COを決定できる。
請求項(抜粋):
体外血液療法中に血流力学的パラメーターを決定するための血液療法用の装置を操作する方法であって、血液が、フィステル(6)の動脈セクション(21)と液的に連通している体外回路(9)の動脈枝(20)を通ってダイアライザー(10)または血液治療用装置(7)のフィルターに達し、さらにフィステル(6)の静脈セクション(23)と液的に連通している体外回路(9)の静脈枝(22)を通って再循環し、さらに血液ポンプ(26)が体外回路(9)と接続している方法において、血液の物理的または化学的な特性量XA を体外回路(9)の動脈枝(20)において測定する工程、ここで、かかる物理的または化学的な特性量は、フィステル(6)へ流れる血液中とは異なる体外回路の静脈枝(22)における値である血液特性である;体外回路(9)の血液ポンプ(26)の送出速度を変更させる工程;血液ポンプ(26)の送出速度により規定される体外血流QB の値および体外回路(9)の動脈枝(20)における血液の物理的または化学的な特性量の測定値を貯蔵する工程;および血流値は、体外回路(9)の動脈枝(20)における血液の物理的または化学的な特性量XA および体外血流QB に関する一対の貯蔵シーケンス値から決定する工程、ここで、血流値を決定した後、その値を越えると、特定の血流間隔内における前記物理的または化学的な特性量XA に関する変化量は予め決定した値よりも大きく、さらにフィステル流は決定された血流値から導き出される;を含むことを特徴とする方法。
引用特許:
出願人引用 (3件)

前のページに戻る