特許

J-GLOBAL ID：200903095459183112

異方性の小さい耐時効性極軟質容器用鋼板の製造方法

発明者： 瀬沼 武秀 ,  丸岡 邦明
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 椎名 彊 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-356480
公開番号（公開出願番号）：特開平5-171285
出願日： 1991年12月25日
公開日（公表日）： 1993年07月09日
要約：

【要約】【目的】 本発明は、異方性が小さく耐時効性のある極軟質容器用鋼板を提供する。【構成】 極低C、NでAl量を捲取温度とN量で限定した鋼を変態時の冷速の下限を限定して、α域熱延をすることを特徴とする異方性が小さく耐時効性のある加工用冷延鋼板の製造方法。

請求項（抜粋）：

重量比で、C :0.0015%以下N :0.005%以下Al:0.3%以下 かつ捲取温度CT(°C)、窒素含有量N(%)との関係が(1)式を満足するように含有し、 Al(%)>-{(0.05-23/14N)}/150×CT+0.25-4×23/14N ・・(1)Mn/Sが5以上になるようMnを添加し、さらに、Mn,Si,Ni,Cu,Cr,Pの1種あるいは2種以上の総和が0.1%以上、1.0%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼をAr3〜Ar3+100°Cの温度域で合計圧下率が50%以上の圧延を行い、その後γ→α変態時の平均冷速が10°C/sec以上で冷却を行い、Ar3以下の温度域で35%以上の圧延を行い、750°C以下、600°C以上で捲取り、次いで酸洗、冷延、連続焼鈍を行うことを特徴とする異方性の小さい耐時効性極軟質容器用鋼板の製造方法。

IPC (4件)：

C21D 9/46 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/06