特許
J-GLOBAL ID:200903095496461726

コンクリート構造物の構築工法及びその構築用モールド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 羽鳥 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-144662
公開番号(公開出願番号):特開平11-336015
出願日: 1998年05月26日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【目的】 スリップフォーム工法によるコンクリート構造物の構築に際し、コンクリートを所定形状に成形しつつ、その内部に所定形状に組んだ鉄筋を効率よく適正に埋設できるようにする。【構成】 所定の内部形状をもつ成形部3と、この成形部にコンクリートを流入せしめるホッパ部4とによりモールド2を構成する。特に、その成形部3の内部には、所定形状に組んだ鉄筋6をその長手方向に摺動自在にして吊支するブラケット7を設ける。そして、施工に際して鉄筋6を成形部3に導入してブラケット7で吊支し、その状態にしてホッパ部4から成形部3に低スランプのコンクリートを供給しつつ、モールド2を施工面に沿って移動させる。これにより、コンクリート中に鉄筋6が順次埋設され、モールド2の移動方向にはその鉄筋6を含んだ成形部3の内部形状と同形のコンクリート構造物が一連に構築される。
請求項(抜粋):
所定の内部形状をもつ成形部と該成形部にコンクリートを流入せしめるホッパ部とを有して成るモールドを前記ホッパ部から成形部にコンクリートを供給しつつ施工面に沿って移動させ、その移動方向に成形部の内部形状に合う断面をもつコンクリート構造物を一連に構築する工法において、前記モールドの成形部に予め所定形状に組み立てた鉄筋を導入して該成形部内に形成した部位で長手方向に摺動自在にして吊支し、その状態にして前記成形部にコンクリートを供給して該コンクリート中に前記鉄筋をその一端側から順に埋設しつつモールドを移動させることを特徴とするコンクリート構造物の構築工法。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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