特許
J-GLOBAL ID:200903095554933552

ポリフェノール類の抽出方法および該方法の行程で得られるポリフェノール金属塩

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-287267
公開番号(公開出願番号):特開2002-097187
出願日: 2000年09月21日
公開日(公表日): 2002年04月02日
要約:
【要約】【課題】 植物抽出液中のポリフェノール類を選択的且つ効率良く分離する方法であって、(a)抽出液にアスコルビン酸を添加し、ついでアルカリ金属を加え、ポリフェノールの金属塩を沈殿させる方法、及び(b)ポリフェノール金属塩を脱塩し、遊離のポリフェノール類を得る方法。【解決手段】 植物抽出液に予めアスコルビン酸を添加することにより、ポリフェノール類のアルカリによる着色、分解が防止され、ほぼ定量的にポリフェノール金属塩の沈殿を得ることができる。本金属塩のうち、特にカルシウム塩はポリフェノール部の有する抗酸化、抗菌、消臭などの作用の他に、カルシウム剤としてそのままの利用が可能である。さらに、本金属塩は容易に脱塩ができることから、特別の有機溶媒及び煩雑なクロマトグラフィー等を使用することなく、安全で効率的且つ工業的なポリフェノールの製造が可能である。
請求項(抜粋):
植物抽出液中のポリフェノール類を分離する方法であって、植物抽出液中にアスコルビン酸を添加し、アルカリ金属あるいはアルカリ金属塩を加え、pH6-11とし、ポリフェノールの金属塩を沈殿させ、さらに、本金属塩を弱酸性溶液に溶解後、イオン交換樹脂あるいは非イオン性吸着剤にて脱塩し、遊離ポリフェノール類を回収することを特徴とする抽出方法。
IPC (3件):
C07D311/62 ,  C07H 17/07 ,  A23L 1/30
FI (3件):
C07D311/62 ,  C07H 17/07 ,  A23L 1/30 B
Fターム (15件):
4B018LE03 ,  4B018MD25 ,  4B018MD48 ,  4B018MD52 ,  4B018MD53 ,  4B018MD59 ,  4B018MD61 ,  4B018MD66 ,  4B018ME14 ,  4B018MF01 ,  4B018MF11 ,  4C057BB03 ,  4C057DD01 ,  4C057KK09 ,  4C062FF56

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