特許
J-GLOBAL ID:200903095570747416

大最小距離を用いたターボ符号化方法及びそれを実現するシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-312914
公開番号(公開出願番号):特開2002-185336
出願日: 2001年10月10日
公開日(公表日): 2002年06月28日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】最短距離の大きい符号・復号が容易に実現できるアルゴリズムの実現【解決手段】ターボ符号化方法は、2進データの系列aに対して動作する第1のRSC符号器と、aから所定の置換によってそれぞれ求められる2進系列a*に対して動作する第2のRSC符号器とを使用する。それらの置換は、再帰的多項式により割り切れる多項式により表現されるどのような系列aに対しても、関連する系列a*も前記再帰的多項式により割り切れる多項式により表現されるように設計されている。それらの置換は実現するのが相対的に簡単であり、再帰的多項式の周期の倍数である長さを有する全てのデータ系列aに適用可能である。加えて、前記符号器及び前記系列長さの伝達関数を選択したならば、対応する置換の中から、符号の最大最短距離を与える確率の高い置換を選択することが可能である。
請求項(抜粋):
情報の送信のためのターボ符号化方法であって、次数dの2進係数を有し且つ1に等しい定数項を有する第1の多項式g(x)をあらかじめ決定しておき、まず第1に、前記多項式g(x)の周期Nの所定の倍数をpとするとき、前記情報を、長さk=p-dの2進系列uの形式で与え、次に、前記系列uの各々について、- 系列aは、長さpであり、該系列aと関連する多項式【数1】がg(x)により割り切れるようにd個の「パディング」ビットによって系列uを拡張することにより求められ、- 系列bは、f1(x)をg(x)との公約数をもたず所定の2進係数を有する第2の多項式とするとき、多項式b(x)=a(x)f1(x)/g(x)により表現され、かつ- 系列cは、π(i)を0から(p-1)の範囲にある整数iの所定の置換とし、g*(x)を、次数dで且つ1に等しい定数項を伴う所定の2進係数π(i)を有する第3の多項式とし、かつ、g*(x)を、g(x)によりモジュロ2の除算で割り切れるどのような多項式a(x)であってもa*(x)はモジュロ2の除算でg*(x)により割り切れるように選択し、f2(x)をg*(x)との公約数をもたず所定の2進係数を有する第4の多項式とするときに、多項式c(x)=a*(x)f2(x)/g*(x)ここで【数2】で表現されるように、送信しようとする2進系列(a,b,c)のトリプレットvを生成する符号化方法であって、eを、所定の厳密に正の整数であり、pと互いに素の関係にあり、Nを法として2の累乗と合同であり、且つpを法として2の累乗とは合同でない数とするとき、π(i)として積(ie)のpを法とする剰余を求め、その結果、g*(x)がg(x)と同一になることを特徴とする方法。
IPC (4件):
H03M 13/29 ,  G06F 11/10 330 ,  H03M 13/15 ,  H03M 13/27
FI (4件):
H03M 13/29 ,  G06F 11/10 330 N ,  H03M 13/15 ,  H03M 13/27
Fターム (10件):
5B001AA10 ,  5B001AC05 ,  5B001AD06 ,  5B001AE07 ,  5J065AA01 ,  5J065AB01 ,  5J065AC02 ,  5J065AD10 ,  5J065AG01 ,  5J065AG06
引用特許:
審査官引用 (3件)

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