特許
J-GLOBAL ID:200903095640593160

超臨界冷凍サイクル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 泰甫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-034117
公開番号(公開出願番号):特開2001-221517
出願日: 2000年02月10日
公開日(公表日): 2001年08月17日
要約:
【要約】【課題】超臨界冷凍サイクルの成績係数を格段に向上させる。【解決手段】 圧縮機1、高圧放熱器2、第1の膨張装置3、第1の気液分離器4、第2の膨張装置5、第2の気液分離器6および蒸発器7を配管接続し、第1の気液分離器4から分離した気体冷媒をガスインジェクション配管10により圧縮機1に導き、また、第1と第2の膨張装置3,5として、摺動部が無くかつ低圧側圧力から高圧側圧力に至るまでの冷媒膨張の際のエネルギーを有効利用できるエジェクタを用い、第1のエジェクタ3により、第2の気液分離器6のガス冷媒の一部を上流の第1の気液分離器4に吸引させて圧縮機の圧縮仕事を軽減し、第2のエジェクタ5により、第2の気液分離器6の下流に配置した蒸発器7で蒸発したガス冷媒を第2の気液分離器6に吸引させ、蒸発器7における圧力損失を補い、成績係数を向上させる。
請求項(抜粋):
冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮され超臨界状態となった冷媒を冷却する高圧放熱器と、前記高圧放熱器から流出した冷媒を減圧する第1の膨張装置と、前記第1の膨張装置で減圧され気液共存状態となった冷媒を気液分離する第1の気液分離器と、前記第1の気液分離器で分離された気体の冷媒を前記圧縮機に導入するガスインジェクション配管と、前記第1の気液分離器で分離された液体の冷媒を再減圧する第2の膨張装置と、前記第2の膨張装置で減圧され気液共存状態となった冷媒を気液分離する第2の気液分離器と、前記第2の膨張装置で減圧された冷媒を蒸発させる蒸発器と、を備え、前記第1と第2の膨張装置は、摺動部が無くかつ低圧側圧力から高圧側圧力に至るまでの冷媒膨張の際のエネルギーを有効利用可能な膨張装置をともに用いていることを特徴とする超臨界冷凍サイクル。
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る