特許
J-GLOBAL ID:200903095642081361

現像用非磁性トナー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-277697
公開番号(公開出願番号):特開2004-117551
出願日: 2002年09月24日
公開日(公表日): 2004年04月15日
要約:
【課題】転写特性が良好であるとともに、トナー粒子表面の劣化や磨耗が少なく、また環境特性を有し、このため、良質の画像特性を初期からライフエンドまで安定して得ることができる非磁性トナー粒子を提供する。【解決手段】トナー母材には、結着樹脂としてガラス転移点が50°C以上65°C以下でありGPCによる分子量分布を詳細に規定し、酸価を10mgKOH/g以下のポリエステル樹脂を用い、ワックスとして融点が50°C以上90°C以下のものを用いる。このトナー母体粒子は結着樹脂と着色剤とワックスとを含有する混合物を溶融混練し粉砕した後に、結着樹脂のガラス転移点とワックスの融点よりも高い温度の熱風で気相中処理して形成し、円形度の算術平均値が0.73以上0.84以下で体積平均粒径11μm以下の粒子とする。また外添材には、必要に応じて酸化セリウムを外添する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
結着樹脂と着色剤とワックスとを含有するトナー母体に、外添剤としてシリカおよび酸化チタンの少なくとも一方がトナー母体100質量部に対し0.1質量部以上外添されており、 前記結着樹脂は、ガラス転移点が50°C以上65°C以下であり、GPCを用いた分子量分布測定において、質量平均分子量Mwが70,000以上、質量平均分子量Mwと数平均分子量Mnとの比Mw/Mnが20以上50以下であり、分子量分布の極大値が分子量3,000以上20,000以下の区間にあり、分子量150,000以上の成分が10〜30%であり、分子量150,000以上における分子量分布の極大値が存在する場合には、分子量3,000以上20,000以下の区間に存在する前記分子量分布の極大値の1/3以下であり、酸価が10mgKOH/g以下であるポリエステル樹脂であり、 前記ワックスは、合成炭化水素ワックスおよびエステルワックスの少なくとも1種であって、その融点が50°C以上90°C以下であり、 前記トナー母体は、前記結着樹脂と前記着色剤と前記ワックスとを含有する混合物が溶融混練され粉砕され前記結着樹脂のガラス転移点と前記ワックスの融点よりも高い温度の熱風で気相中処理された円形度の算術平均値0.73以上0.84以下、体積平均粒径11μm以下の粒子である ことを特徴とする現像用非磁性トナー。
IPC (4件):
G03G9/087 ,  G03G9/08 ,  G03G9/09 ,  G03G9/097
FI (6件):
G03G9/08 331 ,  G03G9/08 365 ,  G03G9/08 374 ,  G03G9/08 375 ,  G03G9/08 361 ,  G03G9/08 346
Fターム (19件):
2H005AA01 ,  2H005AA06 ,  2H005AA08 ,  2H005AA15 ,  2H005AA21 ,  2H005AB09 ,  2H005CA08 ,  2H005CA13 ,  2H005CA14 ,  2H005CA21 ,  2H005CA22 ,  2H005CB07 ,  2H005CB13 ,  2H005EA03 ,  2H005EA05 ,  2H005EA06 ,  2H005EA07 ,  2H005EA10 ,  2H005FA07
引用特許:
審査官引用 (23件)
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