特許
J-GLOBAL ID:200903095654829825

熱可塑性共重合体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-142602
公開番号(公開出願番号):特開平10-053620
出願日: 1997年05月30日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 耐熱性および機械的強度等の各種物性に優れ、かつ、着色し難い熱可塑性共重合体、およびその製造方法を提供する。【解決手段】 芳香族ビニル単量体、シアン化ビニル単量体、および、必要に応じて、これら両単量体と共重合可能なビニル単量体(a)を含む単量体成分を共重合させて熱可塑性共重合体を製造する際に、反応器に少なくとも、シアン化ビニル単量体の一部または全部を仕込んで共重合反応を開始した後、全ての単量体成分を仕込み終えた時点で、反応溶液中の未反応の芳香族ビニル単量体の重量が未反応のシアン化ビニル単量体の重量よりも多くなるようにする。これにより、共重合反応の後半段階に生成する熱可塑性共重合体の構造単位に占めるシアン化ビニル単量体の割合を低くすることができる。
請求項(抜粋):
芳香族ビニル単量体およびシアン化ビニル単量体を含む単量体成分を共重合させることにより、熱可塑性共重合体を製造する方法であって、反応器に少なくとも、シアン化ビニル単量体の一部または全部を仕込んで共重合反応を開始した後、全ての単量体成分を仕込み終えた時点で、反応溶液中の未反応の芳香族ビニル単量体の重量が未反応のシアン化ビニル単量体の重量よりも多くなるようにすることを特徴とする熱可塑性共重合体の製造方法。
IPC (3件):
C08F212/10 ,  C08F 2/00 ,  C08F220/44
FI (3件):
C08F212/10 ,  C08F 2/00 A ,  C08F220/44
引用特許:
審査官引用 (3件)

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