特許
J-GLOBAL ID:200903095666994104

高分散性の単結晶質ダイヤモンド微粉及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-042082
公開番号(公開出願番号):特開2006-225208
出願日: 2005年02月18日
公開日(公表日): 2006年08月31日
要約:
【課題】 研磨性能がよく強固な凝集を生じにくい、D50値が50nm未満のダイヤモンド微粉を提供する。【解決手段】1. D50値が50nm未満の単結晶質ダイヤモンド粒子の集合体であって、粒子の表面が一部、非ダイヤモンド構造炭素に転化され、かつ粒子間には、加熱操作時に生成した非ダイヤモンド構造炭素が介在する。2. 単結晶質原料ダイヤモンドを機械的な衝撃破砕手段によって粉砕し、さらに精密分級工程でD50値が50nm未満のダイヤモンド微粉とし、カーボン発生剤の溶液乃至分散液に浸して粒子表面にカーボン発生剤を付着せしめ、不活性雰囲気中800〜1400°Cで加熱し、この際、予め生成した或はその場でカーボン発生剤から生成する非ダイヤモンド構造炭素をダイヤモンド粒子間の分離剤とすることで、粒子の凝集を効果的に回避する、上記のダイヤモンド微粉の製造法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
(1) 静的超高圧力下で非ダイヤモンド構造炭素からの転換により合成され、超微砕及び精密分級され鋭利な稜、或はさらに尖点を有し、 (2) 粒度分布測定装置マイクロトラックUPAによる測定値におけるD50値が50nm未満であるダイヤモンド粒子の集合体であり、さらに (3) 該集合体の実質的に全ダイヤモンド粒子が、熱影響構造を有しかつダイヤモンド粒子表面又は粒子間に配置された非ダイヤモンド構造炭素を介して相互に分離されていることを特徴とする、熱処理されたダイヤモンド微粉。
IPC (3件):
C01B 31/06 ,  B01J 3/06 ,  C30B 29/04
FI (3件):
C01B31/06 Z ,  B01J3/06 Q ,  C30B29/04 V
Fターム (18件):
4G077AA01 ,  4G077BA03 ,  4G077FE02 ,  4G077FG20 ,  4G077FJ02 ,  4G077HA13 ,  4G146AA04 ,  4G146AB04 ,  4G146AC02A ,  4G146AC02B ,  4G146AD14 ,  4G146AD15 ,  4G146AD40 ,  4G146CB09 ,  4G146CB11 ,  4G146CB22 ,  4G146CB23 ,  4G146CB33
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)

前のページに戻る