特許
J-GLOBAL ID:200903095726684851

低次元分割マルチレートディジタルロバスト補償器を備えた制御システムおよびその設計方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長澤 俊一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-110768
公開番号(公開出願番号):特開2001-296906
出願日: 2000年04月12日
公開日(公表日): 2001年10月26日
要約:
【要約】【課題】 磁気ディスク装置のディジタル位置制御等に好適な高性能ディジタルロバスト制御システムを低次元の補償器次数で効率的に構成すること。【解決手段】 制御対象5の特性に基づき周波数重み関数の基本形を設定し、該基本形を利用した高次数の連続系ロバスト制御補償器を低次元化して低周波数域補償器と高周波数域補償器に分割し、離散化することにより低周波数域補償器2と高周波数域補償器4を構成する。そして、目標値と制御対象5の現在値の差分を、低速サンプラー1を介して低周波数域補償器2に入力し、その出力を高速サンプラー3を介して上記離散化された高周波数域補償器4に入力し、その出力を制御対象5に入力する。上記高速サンプラー3と上記低速サンプラー1のサンプラーのサンプリングレートは、制御対象5への高周波数域補償器4からの出力のレートが現在値取得のサンプリングレートの数倍となるようにする。
請求項(抜粋):
制御対象の特性に基づき周波数重み関数の基本形を設定し、該周波数重み関数の基本形を利用して高次数の連続系ロバスト制御補償器を得て、該補償器を低次元化して低周波数域補償器と高周波数域補償器に分割し、上記低周波数域補償器と高周波数域補償器を離散化することにより離散化された低周波数域補償器と高周波数域補償器を構成し、目標値と制御対象の現在値の差分を上記離散化された低周波数域補償器に入力し、該低周波数域補償器の出力を上記離散化された高周波数域補償器に入力し、該高周波数域補償器の出力を制御対象に入力することにより目標値と制御対象の現在値とが一致するように制御する制御システムであって、制御対象への高周波数域補償器からの出力のレートが現在値取得のサンプリングレートの数倍となるようにしたことを特徴とする低次元分割マルチレートディジタルロバスト補償器を備えた制御システム。
IPC (4件):
G05B 13/02 ,  G05B 11/36 ,  G05B 21/02 ,  G11B 21/10
FI (5件):
G05B 13/02 T ,  G05B 11/36 C ,  G05B 21/02 A ,  G11B 21/10 R ,  G11B 21/10 A
Fターム (22件):
5D096AA02 ,  5D096HH01 ,  5D096RR18 ,  5H004GA17 ,  5H004GA30 ,  5H004GB20 ,  5H004HA07 ,  5H004HB07 ,  5H004KA32 ,  5H004KA35 ,  5H004KB17 ,  5H004KB22 ,  5H004KB24 ,  5H004KB27 ,  5H004KB28 ,  5H004KB30 ,  5H004KC02 ,  5H004KC18 ,  5H004LA13 ,  5H004MA11 ,  5H004MA12 ,  5H004MA44
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
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