特許
J-GLOBAL ID:200903095739486250

車両のステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-147127
公開番号(公開出願番号):特開平8-337170
出願日: 1995年06月14日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】【目的】 車両の衝突時にステアリングシャフトの中間部を分離させ、ステアリングギヤボックスとステアリングホイールとを確実に切り離す。【構成】 ステアリングギヤボックスに連なるピニオンシャフト2の後端と、ステアリングホイールに連なるステアリングコラムシャフト4の前端とを接続する中間シャフト6は、前側の第1ロッド7及び後側の第2ロッド8から構成されており、第1ロッド7の角断面部18が第2ロッド8のガイド部19に摺動自在に嵌合する。ガイド部19の一側壁には開口部191 ,192 が、また後端部にはカム面193 が形成されており、車両の衝突時に第1ロッド7が矢印a方向に後退すると、角断面部18がカム面193 に案内されて横方向に押し出されることにより、第1ロッド7は開口部191 ,192 を通過して第2ロッド8から分離する。
請求項(抜粋):
ステアリングホイール(5)の操作をステアリングギヤボックス(G)に伝達するステアリングシャフト(2,4,6)が、同一軸線(L)上に配置されて一体に接続された第1ロッド(7)及び第2ロッド(8)を備えてなる車両のステアリング装置において、第1ロッド(7)に軸部(17)と該軸部(17)に連なる角断面部(18)とを設けるとともに、第2ロッド(8)に前記角断面部(18)が相対回転不能かつ前記軸線(L)に沿って摺動可能に嵌合するガイド部(19)を設け、両ロッド(7,8)が相互に摺動したときに前記第1ロッド(7)を前記軸線(L)から外れる方向に移動させて前記第2ロッド(8)から分離させるべく、前記第2ロッド(8)のガイド部(19)に前記角断面部(18)を案内するカム面(193 )と前記軸部(17)及び角断面部(18)を通過させる開口部(191,192 )とを形成したことを特徴とする、車両のステアリング装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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