特許
J-GLOBAL ID:200903095769226318

AC型ガス放電パネルの駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-006875
公開番号(公開出願番号):特開平10-207421
出願日: 1997年01月17日
公開日(公表日): 1998年08月07日
要約:
【要約】【課題】AC型ガス放電パネルにおいて多階調表示をする場合にも十分に高い輝度が得られる駆動方法を提供する。【解決手段】第1、第2維持放電パルス印加工程において、相互の電位差が維持放電電圧Vs となる第1、第2維持放電パルスが複数本の維持放電電極、維持兼アドレス放電電極に互いに半周期異なる位相で印加され、書込工程において、第1、第2維持放電パルスと重ならない走査パルスが複数本の維持兼アドレス放電電極に印加されて走査されると共に、その走査のタイミングに同期してアドレス放電電極に書込パルスが印加される。そのため、走査パルスおよび書込パルスは、第1、第2維持放電パルスと位相が異なるものとされることから、書込工程中において、維持放電電圧Vs が印加されている維持兼アドレス放電電極24bとの間でアドレス放電の誤放電を発生させることなく、第1維持放電パルスが印加される維持放電電極24aとの間で表示放電が発生および維持される。
請求項(抜粋):
所定の第1方向および該第1方向と交わる第2方向に沿って配列された複数の発光区画と、該第1方向に沿って互いに平行且つ交互に配列された複数本の維持放電電極および複数本の維持兼アドレス放電電極と、該第2方向に沿って互いに平行に配列された複数本のアドレス放電電極とを備え、該複数本の維持兼アドレス放電電極と該複数本のアドレス放電電極との間で選択的にアドレス放電を発生させて所定の発光区画内に壁電荷を形成する一方、前記複数本の維持放電電極と該複数本の維持兼アドレス放電電極との間に所定の維持放電電圧を印加することにより該所定の発光区画内で表示放電を発生および維持させて発光させる形式のAC型ガス放電パネルの駆動方法であって、前記複数本の維持兼アドレス放電電極との間の電位差が前記所定の維持放電電圧となる所定の第1維持放電パルスを、前記複数本の維持放電電極に印加する第1維持放電パルス印加工程と、前記第1維持放電パルスと位相が異なり且つ前記複数本の維持放電電極との間の電位差が前記所定の維持放電電圧となる所定の第2維持放電パルスを、該第1維持放電パルスと同期して前記複数本の維持兼アドレス放電電極の各々に印加する第2維持放電パルス印加工程と、前記第1維持放電パルスおよび前記第2維持放電パルスと重ならない所定の走査パルスを前記複数本の維持兼アドレス放電電極に順次印加して走査すると共に、該走査のタイミングに同期して所定のアドレス放電電極に前記アドレス放電を発生させるための書込パルスを印加する書込工程とを、含むことを特徴とするAC型ガス放電パネルの駆動方法。

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