特許
J-GLOBAL ID:200903095789563051

合成開口レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-291997
公開番号(公開出願番号):特開平11-125674
出願日: 1997年10月24日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】【課題】 送信局と受信局を、地上、航空機あるいは衛星などの移動プラットフォームに分離して設けて構成するマルチスタティック方式の合成開口レーダ装置において、1回の観測で3次元地形図を得る。【解決手段】 複数の送信局と1つの受信局を、地上、航空機あるいは衛星などの移動プラットフォームに分離して、2つの送信局のそれぞれの送信アンテナが所定のベースライン長の隔たりで配置されるように設け、観測領域から反射された複数の送信局からの高周波パルスを受信局で同時に受信し、パルス弁別手段で一連のパルス列を送信局ごとに分離し、復調器で復調し、復調器の出力に基づいて画像処理部で高分解能レーダ画像を求め、得られた少なくとも2枚の合成開口レーダ画像の位相差から干渉処理部で地形の高さを求めるインターフェロメトリ処理により、1回の観測で3次元地形図を得る合成開口レーダ装置。
請求項(抜粋):
送信局と受信局を、地上、航空機あるいは衛星などの移動プラットフォームに分離して設けて構成するマルチスタティック方式の合成開口レーダ装置において、観測領域へ高周波パルスを送信する第1の送信アンテナと受信局へそのリファレンス信号を送信する第2の送信アンテナを有し、少なくとも2つの送信局のそれぞれの第1の送信アンテナが所定のベースライン長の隔たりで配置されるように地上に設置された複数の送信局と、観測領域から反射された上記複数の送信局からの高周波パルスを同時に受信する第1の受信アンテナと上記複数の送信局からのリファレンス信号を同時に受信する第2の受信アンテナと、上記第1の受信アンテナと第2の受信アンテナからの一連のパルス列を送信局ごとに分離するパルス弁別手段と、第2の受信アンテナで受信したそれぞれの送信局からのリファレンス信号に同期して第1の受信アンテナで受信した受信信号を復調する復調器とを少なくとも有し、移動プラットフォームに設置された受信局とを備え、上記復調器の出力に基づいて画像処理部で高分解能レーダ画像を求め、得られた少なくとも2枚の合成開口レーダ画像の位相差から干渉処理部で地形の高さを求めるインターフェロメトリ処理により、1回の観測で3次元地形図を得ることを特徴とする合成開口レーダ装置。
IPC (2件):
G01S 13/90 ,  G01S 13/46
FI (2件):
G01S 13/90 ,  G01S 13/46
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る