特許

J-GLOBAL ID：200903095814229404

細胞又は組織の培養装置

発明者： 高木 多佳雄 ,  渡辺 節雄 ,  高井 秀忠 ,  木ノ内 伊吹 ,  水野 秀一 ,  ジュリー グロワッキー
出願人/特許権者： 高木産業株式会社 ,  ブリガーム・アンド・ウーメンズ・ホスピタル
代理人 (1件)： 畝本 正一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-133023
公開番号（公開出願番号）：特開2003-289851
出願日： 2000年03月02日
公開日（公表日）： 2003年10月14日
要約：

【要約】【課題】 汚染の防止とともに効率的な体外培養を実現した細胞又は組織の培養装置を提供する。【解決手段】 生体を模倣した環境等、任意に制御される環境下に培養位置(培養チャンバ20)を設置するとともに、前記培養位置に細胞(5)又は組織を保持しながら培養液(3)を供給し、理想的な環境下にある前記培養位置で前記細胞又は前記組織を培養することで、汚染防止を図るとともに、前記細胞又は前記組織の効率的な体外培養を実現したものである。

請求項（抜粋）：

ガスが供給され、かつ温度条件が設定されて生命維持に必要な環境に維持される密閉空間と、この密閉空間に設置され、培養液が溜められる培養液槽と、前記密閉空間に設置され、前記培養液が供給されて細胞又は組織を培養する培養チャンバと、この培養チャンバと前記培養液槽とをチューブで連結して構成され、前記培養液槽の培養液を前記培養チャンバに連続的、間欠的又は周期的のうちの一つ、又はこれらの組合せの何れかにより循環させる培養回路と、前記培養チャンバ内の培養液中に前記細胞又は前記組織を浮遊状態又は非浮遊状態で保持し、前記細胞又は前記組織の成長によりその細胞又は組織に吸収される保持手段と、前記培養回路の前記培養チャンバの前段側に設置され、前記密閉空間内に供給されている前記ガスを透過させて前記培養チャンバの手前で前記培養液に吸収させる気体吸収部と、を備えたことを特徴とする細胞又は組織の培養装置。

Fターム (8件)：

4B029AA02 ,  4B029BB11 ,  4B029CC01 ,  4B029CC02 ,  4B029CC10 ,  4B029DA04 ,  4B029DF01 ,  4B029DF07

引用特許：

審査官引用 (5件)

• 空気動力圧力差式淹浸バイオリアクター
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-205550   出願人：デベロップメントセンターフォーバイオテクノロジー
• 微生物好気培養における培養方法及び装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-349244   出願人：味の素株式会社
• 微生物の付着および沈澱を防止して培養する方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-042759   出願人：鐘淵化学工業株式会社
• 細胞又は組織の培養方法及びその装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-057585   出願人：高木産業株式会社, ブリガーム・アンド・ウーメンズ・ホスピタル
• 特開平4-183388
  

引用文献：

審査官引用 (4件)

• 立石哲也,科学技術振興調整費による二国間型国際共同研究成果集,科学技術庁(1998),p.430-435
• Mizuno S.,et.al., Materials Science and Engineering(1998),Vol.C6,p.301-306
• Mizuno S.,et.al., Materials Science and Engineering(1998),Vol.C6,p.301-306
• Mizuno S.,et.al., Materials Science and Engineering(1998),Vol.C6,p.301-306