特許
J-GLOBAL ID:200903095840845253

衛星測位システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-237405
公開番号(公開出願番号):特開平10-082848
出願日: 1996年09月09日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 安価でかつ簡易な構成で移動中に発生したサイクル・アンビギュイティを取り除くことができる衛星測位システムを提供する。【解決手段】 受信した衛星信号に基づいて算出した疑似距離補正情報及び搬送波位相補正情報を各移動局2に送出する基準局1と、精密な位置が既知である校正点を有し多数点在させた校正用設備3とを有し、移動局2は、通常の疑似距離補正方式のDGNSS測位機能と、通常の初期基線解析によるサイクル・アンビギュイティ除去を不要としたRTK測位機能とを有する移動局2とで構成され、移動局2は、移動中にDGNSS測位により一定範囲内まで接近した校正点を自動的に検知すると、内蔵するスイッチを校正点に押下しオンにすることによってその校正点の位置情報に基づいてサイクル・アンビギュイティを自動的に除去し、基準局1から送られてくる搬送波位相補正情報に基づいて連続的なRTK測位を行う。
請求項(抜粋):
受信した衛星信号に基づいて疑似距離補正情報及び搬送波位相補正情報を算出する基準局と、前記基準局から送出される補正情報に基づいて測位を行う移動局と、精密な位置が既知である校正点を有する校正点局と、を有し、前記移動局は、衛星信号を受信するGNSSアンテナと、前記基準局から送出される疑似距離補正情報に基づいて疑似距離補正形式のDGNSS方式により測位を行うDGNSS測位手段と、前記基準局から送出される搬送波位相補正情報に基づいてRTK方式により測位を行うRTK測位手段と、校正点の位置情報を記憶する校正点情報記憶手段と、DGNSS測位により検知した校正点と測位点との位置が合致したことを認識する校正点認識手段と、を有し、校正点と測位点とを合致させることによって搬送波サイクルのサイクル・アンビギュイティを自動的に取り除くことを特徴とする衛星測位システム。
IPC (2件):
G01S 5/14 ,  G01C 21/00
FI (2件):
G01S 5/14 ,  G01C 21/00 D
引用特許:
審査官引用 (1件)

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