特許
J-GLOBAL ID:200903095850849524

フレーム同期回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-281087
公開番号(公開出願番号):特開平11-112489
出願日: 1997年09月30日
公開日(公表日): 1999年04月23日
要約:
【要約】【課題】フレーム毎に直交検波データとUWとの相関をとり、その最大値のタイミング(位置)を同期点とするフレーム同期回路において、フェージングによって同期点が真の同期点より後方にずれたときの誤同期を軽減する。【解決手段】同期点範囲設定器22によって同期点のゆらぎ許容範囲を設定し、その範囲内の相関最大値の位置を第1の同期点候補とし、フレーム内の相関最大値の位置を第2の同期点候補とする。それぞれの候補についてUW区間の等化処理を行い、等化誤差の小さい方を真の同期点と判定する。さらに、ゆらぎ範囲より後にずれた第2の同期点候補が同期点と判定されたとき、ゆらぎ範囲をその位置を含む範囲に更新して次フレームの判定を行うように構成した。
請求項(抜粋):
受信信号の直交検波データと既知のUWパターンとの相関値をUW相関器によって求め、最大相関値の時間的位置を検出してフレームの先頭位置を示す同期点位置情報を出力するフレーム同期回路において、前回の同期点情報によって同期点の存在位置の範囲を推定した同期点範囲を設定し、前記UW相関器からの相関値とともに出力する同期点範囲設定器と、該同期点範囲設定器によって設定された同期点範囲における最大相関値を得るタイミングを第1の同期点候補として出力するとともに、1フレームの中における最大相関値を得るタイミングを第2の同期点候補として出力する同期点候補検出器と、前記第1,第2の同期点候補を仮の同期点としてそれぞれUW区間の適応等化処理を行って等化誤差を出力するUW適応等化器と、前記2つの等化誤差を比較し、等化誤差の小さい方の同期点候補を真の同期点と判定する同期点判定器と、前記第1の同期点候補が真の同期点と判定されたとき該第1の同期点候補を真の同期点として出力し、前記第2の同期点候補が真の同期点と判定されかつ前記同期点範囲内にあるとき該第2の同期点候補を真の同期点として出力し、前記第2の同期点候補が真の同期点と判定されかつ前記同期点範囲から外れているとき、同期点範囲が移動したものとみなして前記同期点範囲設定器に対して前回の同期点情報を現在の同期点情報に更新して次フレームの第1の同期点候補を検出するための同期点範囲を設定する同期点情報とする同期点移動判定器とを備えたことを特徴とするフレーム同期回路。
IPC (5件):
H04L 7/08 ,  H03H 17/00 601 ,  H03H 21/00 ,  H04B 7/005 ,  H04J 3/06
FI (5件):
H04L 7/08 D ,  H03H 17/00 601 C ,  H03H 21/00 ,  H04B 7/005 ,  H04J 3/06 B
引用特許:
出願人引用 (2件)

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